【ハイキュー】時間のあるうちに…信じて

時間15 ページ15

あの電話中に






岩ちゃんに喋ってるのが見つかって電話を切らなくちゃいけなくなった









貴方「…徹？」









及川「やっぱさ、なんかおかしいよね？トビオの様子も変だったし…」









もう本当のこと全部言っちゃおうか









でもそれじゃあトビオがわざわざ隠してくれたことが無駄になっちゃう









じゃあどうすればいい？









もう時間はないのに









時間は早く進んでいく









考える時間も与えないように









貴方「徹！聞いて…ほしいことがある」









言わなきゃはじまらない









そうだ









もうこれ以上関係が壊れることを恐るな









きっと信じてくれる









だから









貴方「トビオと一緒にいたのは、私がトビオにプレゼント買うの、手伝ってもらうためだったの」









徹は黙ったままだ









それでも…









それでもッ…









信じてもらうまで









貴方「だから、トビオとは本当になにもないんだ」









及川「…それって言い訳？」









そうか









やっぱり信じてもらえなかったか









貴方「違うッ！本当のことだよ！」









及川「たかがプレゼントを買うためだけにトビオが俺に嘘つくとでも思ったの⁈」









"たかが"プレゼント…









そうだよね









私はそんなことのために今まで頑張って隠そうとしてたんだよね









笑えてくるよね









本当…









貴方「ふふっ…」









及川「⁈やっぱ嘘だったんだね」









そんな徹の言葉も









今は耳にはいってこなかった

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