7話 ページ10
合宿当日...
バスに乗りこもうとしたら私の隣に誰が座るかで言い争いが始まった...
及「及川さんがAちゃんの隣!」
花「いや、俺だろ!」
松「いや、俺だって!」
国「俺に決まってますよ。」
監督達が呆れながら見てますよ^^;
岩「誰でもいいからさっさと乗れ!」
岩泉先輩の言う通りですね。
美「私一人でもいいですよ。」
岩泉以外「よくない!」
私が一人で乗るっていう選択肢はないんですね…
これきりがないよね...
美「岩泉先輩、隣座ってもいいですか?」
岩「いや、別にいいけど...あいつらいいのか?」
美「別にいいですよ。うるさいの無理ですから。」
4人「ガーン!」
青城が毎年行う合宿所までは片道1時間かかる。
バスが走りはじめると前の席に渋々座った及川先輩が話しかけてきた。
及「Aちゃん、なんで岩ちゃんなのさ!」
美「及川先輩がうるさいからです。」
及「及川さんの方が岩ちゃんよりいい男だよ?」
美「あんまり人と自分を比べるの良くないですよ?」
及「毎日かわいいって言ってあげるし!」
美「かわいいのありがたみ無くなりますし、別にそういうの求めてないです。」
及「でも〜」
美「うるさいですね。静かにしてください。」
私はそう言ってiPodを取り出し、音楽を聴き始めた。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2017年4月7日 16時