＿＿＿＿３ ページ27
You side.
そして、スキンシップを絶ってから１週間が経った。
有「あさひ、なんか顔しわしわじゃない？」
会社で顔を合わせて先輩に指摘される。
「今、スキンシップを絶ってるんです...」
有「なんでまたそんな馬鹿みたいなことしてんの。」
「甘やかされてばっかりだから、たまには甘えてほしくて、触れる回数がなくなれば寂しくなってくれるかなって.....」
有「それで先にあさひが限界きちゃったと。」
「もう限界です、干からびて死ぬかもしれません.....」
有「私たちが見てる限り、照くんあさひにベタ惚れだと思うんだけどね。それでまだ愛が足りないとかあんた飢えすぎだよ。」
そんな意地張ってないで甘えられる時に甘えた方がいいぞ〜とごもっともなことを言われた。
そりゃそうだ。
.
.
.
そしてモヤモヤしたまま家に帰ると玄関でひーくんが出迎えてくれた。
照「おかえり。」
「え、どうしたの、」
照「ん？そろそろ限界なんじゃないかなって思って。」
こうやってなんでも見透かす。
私のこと理解しすぎ。
最高の彼氏じゃん。
照「ほら、おいで。」
両手を広げて私を抱き締める。
照「寂しかった？」
「....寂しかった、」
照「じゃあなんでそんなことしたの。」
「だって、ひーくんにも甘えてほしかったから、」
照「俺十分甘えてると思うけど？」
「1:9って感じなんだもん。私ばっかり、」
困ったように笑う彼。
照「この１週間、Aに触れられなくて気付いたんだよね。」
「何に、？」
照「俺さ、Aいないとダメかもって。」
「え、」
照「分かりにくいかもしんないけど、Aに触れることが俺なりの甘えの表現方法だからさ。スキンシップ減らしたりすんなよ。」
甘えてほしくてわざとスキンシップを減らした私と、
それに気付いていながらわざと気づかないフリをした彼。
お互いに意地悪を企んだけど、
本能には敵わないという結論に至ったんだって。
◆スキンシップは本能のままに fin.
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cleam(プロフ) - いわうさぎさん» コメントありがとうございます！糖度高めのひーくんを堪能していただけたようで、とても嬉しいです◎翔太くんのお話でもたくさんのキュンを届けられたらなと思いますので、新作が出たらまたお読み頂けると嬉しいです！ (2020年7月19日 17時) (
レス) id: 71f219ef5c (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - あやかぽん。さん» ありがとうございます！あぁ....またお墓が....( ；∀；)赤ちゃんの性別は母子手帳でご確認ください！（笑）きっとひーくん似の真面目で優しい子ですね◎私もQK大好きなんです！楽しんでいただけて嬉しいです。ありがとうございました！ (2020年7月19日 17時) (レス) id: 71f219ef5c (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ぽさん» ありがとうございます！続編が出てからもたくさんのコメントを頂けたおかげで私も楽しく書くことができました！少しでも癒しになれたなら幸いです！最後までお読みいただきありがとうございました！ (2020年7月19日 17時) (レス) id: 71f219ef5c (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - うっちぃさん» ありがとうございます！岩本担様に読んでもらえて、そして読み返していただけて本当に光栄です！少しでもキュンを届けられて嬉しいです！最後までお読みいただきありがとうございました！ (2020年7月19日 17時) (レス) id: 71f219ef5c (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - さくらんぼさん» ありがとうございます！主人公ちゃんと同じですね！( ´ ▽ ` )最後までお読みいただけて嬉しいです◎また新作が出たら宜しくお願いします！ (2020年7月19日 17時) (レス) id: 71f219ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2020年7月12日 19時
