LDH短編集

黒木啓司 ページ36

＊同棲してます




『んぅ〜

ねーけじくんひまー』



啓司「暇って言われてもなぁー


…あ、じゃあ散歩でもする？せっかくの晴れ日和だし」



『行くー！』


.




.




.



啓司「どっか行きたいところとかないの？」



『んー特には？

あ、でもなんか軽く食べたいかな』



啓司「そうだな。俺もちょっと腹減ってるしどっかで食べ『あ！けじくん！クレープ屋さん見つけた！』

…おう」



啓司「奥にたこ焼きもあるよ？

Aたこ焼き好きじゃなかったっけ？」




『え、ホント？！大好き！』



啓司「どっちか一つだけ買ってやるよ」



『やった！じゃあ…たこ焼き食べる！』



啓司「んじゃ、ちょっとそこで待っとけ」





数分後…



啓司「ほれ、たこ焼き買ってきた」



『けじくんありがと！

いただきまーす！』



啓司「熱いから気をつけ『あっつ！！』…人の話を聞け！」



『舌がヒリヒリする〜』



啓司「一気に食べるからだろ…


Aちょっとこっち向いて」



『…ん？』




ペロ




『…/////

な、なにしてんのよ！』



啓司「ん？なにって、口の端にソースついてたからとってあげた」



『だからって、な、舐めなくても…/////』



啓司「A、顔真っ赤だよ？笑」



『うるさぃ！バカ！』



啓司「はは笑かーわい」



『ふん！もう知らない！

今日の晩御飯なしだからね！』



啓司「え、それは勘弁！

A、ごめんって！ね？許して？」




『じゃあ、クレープも買って』







啓司「……太るよ」





『さよなら』






啓司「すいません、冗談です。

クレープ買います」

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