#116 ページ16
｢ふぅ、美味しかった…ご馳走様でした｣
お茶碗一杯のおかゆを完食し、満足感に浸る。
八山さんは私の様子を見て、微笑ましそうにこちらを見て食器を片付け始めた。
｢あ、そうだ。高宮さんが今体調大丈夫そうなら、今のうちに色々と買い物してきたいんだけど…高宮さん、今のところ体調はどう？｣
｢あ、全然大丈夫ですよ！八山さんのおかゆで元気出ました！｣
私がそう言ってにこにこ笑うと、八山さんは少し顔を赤くしつつ、｢じゃあ、食器は後で洗うとして今から買い物行ってくるね｣と言い残して私の部屋を出ていった。
暫くすると、玄関の開く音がして、鍵の締まる音がする。
｢…はぁ｣
今日は色んなことがあったな。
八山さんと今日一日で関係が凄い発展した気がする。
思い出しただけで恥ずかしくなり、3分から5分間ほどしばらくベッドで寝返りをうっていると。
＿がちゃり、と扉の開く音がした。八山さんだろうか。いや、その割には、帰ってくるのが早すぎないか？
扉の音の後、足音がだんだんこちらに迫ってきて…
階段を上る音が聞こえたかと思えば、すぐに部屋の扉が開けられた。
誰だと思い恐る恐る布団からぎりぎり目を覗かせると、
｢…どうもー｣
髪をかき上げながら眠そうに目をかく蘭たんが現れた。
｢……え、蘭！？どうしたの、急に｣
｢いや、さっきまた鈍い音したから…また風邪ひいて頭打ち付けたんだろうなって思って。｣
そうだった。蘭は、私が体調を崩すと貧血と疲労故に床に倒れ込み鈍音を響かせるという事を知っていたんだった。
｢あぁ、なるほどね…｣
納得し、私はもう1回くらい寝ようかなぁと思い布団をきちんと身体にかけ直した。
蘭も来たっきり何も言わないので、目を閉じた瞬間。
＿蘭が、突然の爆弾発言をかましたのであった。
｢っていうかさ、Aってはっちと付き合ってるの？｣
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iv(はすぱな)(プロフ) - 雪女(ゆきめ)さん» 雪女さん、久方ぶりです…！こんな駄作におめでとうの言葉、本当に嬉しいです…！雪女さんは色んなタイミングでコメントして頂き、毎回励みになっていました。こちらこそお礼を言わせて下さい、有難う御座いました！良ければ新作の方でも応援宜しくお願い致します！ (2018年5月30日 20時) (
レス) id: c5705b5379 (このIDを非表示/違反報告)
雪女(ゆきめ) - 完結おめでとうございます！新作も頑張ってください!約六ヶ月間、こんなにも面白いものを見させてもらってありがとうございました! (2018年5月30日 18時) (レス) id: 6e838903c6 (このIDを非表示/違反報告)
iv(はすぱな)(プロフ) - カビユーザーさん» カビーユーザー様、初めまして。コメント有難う御座います。この駄作を介護疲れに効くだなんてお褒め頂き、勿体ない位のお言葉です…！仕事終わりの少しの時間に、この小説を読んで頂けた事も、とっても嬉しいです！こちらこそこれからも何卒応援宜しくお願い致します。 (2018年5月30日 12時) (レス) id: c5705b5379 (このIDを非表示/違反報告)
iv(はすぱな)(プロフ) - もちこさん» もちこさん、コメント有難う御座います！返信が遅れてしまい、誠に申し訳ございません…。小説の感想や更新の応援、いつもとっても励みになっています。これからも、もっと貴方様に楽しんで頂ける様な小説が作れる様精進致しますので、何卒応援宜しくお願い致します！ (2018年5月30日 12時) (レス) id: c5705b5379 (このIDを非表示/違反報告)
カビユーザー - はじめまして。介護疲れに効く作品ありがとうございます。毎日仕事終わりに少しづつ読ませて頂きました。やっと追いついたのですが、続きが気になって気になって、コメントさせて頂きました。更新楽しみにしております！いつも素敵な作品ありがとうございます！ (2018年5月8日 0時) (レス) id: 590a937085 (このIDを非表示/違反報告)
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