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剛 side
さっきから返事が返ってこない。
剛「光一、」
僕から光一の表情はわからない。
剛「…光一？」
やけど『ムスッ』とオーラはわかる。
僕は光一を抱きしめた。
剛「どうしたん？」
できるだけ優しく聞く。
この人は拗ねると長いから。
剛「光ちゃん、」
…でもね、僕にも聞いてほしいことがある。
剛「あんなあ 聞いてほしいことあんねん」
これはきっと笑い話になると思うから。
『アホやなあ』て 言うと思うから。
でも光一の反応は違った。
光「なんやそれは。また『アイツら』の話かっ？
それともクラスの女の話か？悪いけど俺はどっちも聞きたない」
！！
剛「ちゃう！」
光「もうええ」
…あ〜らら行ってもぉた…。
僕は袋から野菜とお肉を作るものだけを食卓に。
あとは全て冷蔵庫へ入れた。
剛「やっぱり怒ってたか」
男か女かの話。
どっちもあかんなら何話せばよかったん？
剛「…」
『買い物行って襲われたけど大丈夫やった☆』
て 軽いつもりで言おう思てたのに…。
剛「みんな僕がやること全部台無しにして、」
腕を見つめる。
剛「…」
あかんあかん！
剛「…よし、」
１０分後、料理は完成した。
使い終わったフライパン、まな板、計量カップ、
スポンジで擦る。
そして僕はまた余計なことを考え始めた。
剛「寂しいなあ」
一人で料理作って 洗い物して…。
ほどかれた感触もまだあるわ。
なんだかなぁ…。
剛「…」
…。
…。
…こんな…アホみたい。
剛「…」
信じてたんやけど。
アイツらのことも、光一のことも、
剛「…信じてたんやけどなあ…」
ついに手が止まった。
フライパンの水面が『ぽつん』と揺れる。
剛「…ぁ…」
頬を伝うソレ。
剛「っ、」
認めてしまったらもう最後。
何が悲しいとか寂しいとか、
…そんなんちゃう…。
剛「…ぅ…」
わからない。
自分が何に対して涙してるのか。
わからへん…。
剛「光一…」
もうイヤや…。
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水紀 - みかんひゃくぱーさん:はい！応援ありがとうございます！ (2018年1月6日 19時) (
レス) id: e163c62da3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんひゃくぱー - 水紀さん» ありがとうございます！これからも頑張ってください!! (2018年1月6日 12時) (レス) id: 2304280eae (このIDを非表示/違反報告)
水紀 - みかんひゃくぱーさん:はじめまして！この度はありがとうございます。時間があればぜひ読みたいです。その時は感想などしっかり書かさしていただきますね。 (2018年1月3日 13時) (レス) id: e163c62da3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんひゃくぱー - はじめまして。「堂本って、お前も？」も「やからちゃうねん！」もとても大好きです！二人が本当に可愛いですwにやける程いちゃつきっずしてて凄くいいですw 良かったら私の作品も読んでもらえると嬉しいです← (2018年1月1日 22時) (レス) id: 2304280eae (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 水紀さん» こちらこそありがとうございました、とっても楽しかったです！ではまた！ (2017年12月31日 22時) (レス) id: 06977326d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水紀 | 作成日時：2017年12月17日 13時
