#225 ページ35
光一 side
おかしい。
さっきから剛くんの様子がおかしい。
光「なぁ剛」
剛「っ」
ほら。
なんでそんなビックリするん？
「おい光一！フランクフルト作れって」
「まだ５本しか焼けてないじゃん」
光「はいはぃ〜」
「女子もクレープまだ〜？」
「生クリーム大丈夫なの？」
「はぁ？ちょっと待ってよね！」
「こっちも忙しんだから！」
剛「・・・」
やっぱり剛くんがおかしい。
光「剛くん」
剛「っ、…お、おにぎり出来たよ！」
…、なんや今の…。
「すごい！姫が一番働いてくれるよ///」
「ありがとう///」
光「お前らの為じゃねぇから。…な？」
そこでやっと目を合わした。
マリオの恰好をした彼は何故かどんどん顔が赤くなる。
熱…？
…や 急に上がるわけがない。
光「…この恰好おかしい？」
剛「え？…ぁ、いや///」
光「吸血鬼て王道やねんなあ フランケンの方がよかった？」
剛「…フラ…？プっ、んふふふふっ」
光「うひゃひゃ(笑)」
ー ゴーン…ゴーン…
！！
よし、
「女子は客寄せー！男子は一旦作ろうぜ！」
剛「はぁい」
「「…かわいい…////」」
『…あぁ…この先思いやられるわ…』
なんて、
光「６本っ？！はい！」
思ってたのが３０分前。
その間休む暇もないほど繁盛していた。
も…あかん…っ、俺一人で…っ、、
光「これあっちのお客さん！」
「おう！」
「光一！３本！」
「こっちは２本！」
５本…っ、
剛「鮭とのりですね、はい」
ちらっと横目に剛くんを見ると それほど忙しそうではなかった。
笑う暇くらいはあるらしい。
「光一 俺も手伝うぞ」
「袋どこだー！」
光「ありがと、、あー！ちゃう！！それまだ焼けてへん！」
一人でやった方がましかもしれん。
…そんなこと言えるわけもなく…、、
光「…ぁ、もうない」
「うそ…」
「やばいやばい！フランクフルトなくなっちゃった！」
光「じゃ終わり」
『『えぇ〜っ』』と全方向から聞こえる。
しゃあないやん 終わったもんはないねんもん。
光「剛、おにぎりどうや」
剛「ん、売れてるよ。ぁ、まいど〜」
深く帽子を被っていて顔が見えないのが唯一の救い。
剛「暇なんやったら店員さんやったら？」
光「え」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水紀 - みかんひゃくぱーさん:はい！応援ありがとうございます！ (2018年1月6日 19時) (
レス) id: e163c62da3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんひゃくぱー - 水紀さん» ありがとうございます！これからも頑張ってください!! (2018年1月6日 12時) (レス) id: 2304280eae (このIDを非表示/違反報告)
水紀 - みかんひゃくぱーさん:はじめまして！この度はありがとうございます。時間があればぜひ読みたいです。その時は感想などしっかり書かさしていただきますね。 (2018年1月3日 13時) (レス) id: e163c62da3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんひゃくぱー - はじめまして。「堂本って、お前も？」も「やからちゃうねん！」もとても大好きです！二人が本当に可愛いですwにやける程いちゃつきっずしてて凄くいいですw 良かったら私の作品も読んでもらえると嬉しいです← (2018年1月1日 22時) (レス) id: 2304280eae (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 水紀さん» こちらこそありがとうございました、とっても楽しかったです！ではまた！ (2017年12月31日 22時) (レス) id: 06977326d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水紀 | 作成日時：2017年12月17日 13時
