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剛 side
剛「え?」
「すまんなあ この方が俺としては運びやすいんだ」
先生は僕を横抱きにしてグランドを歩く。
剛「…//////」
せやけどやっぱり恥ずかしい///
負傷者とはいえこんな姿…、、
僕は先生の首裏を『グッ』と引き寄せ 顔が見られないよう胸元に顔をうずめた。
「…っ//////」
剛「///////」
はやく保健室…。
剛「んっ、…?」
「…」
剛「あの、」
さっきまで膝裏にあった手はお尻付近に近づいていた。
少し、…少しだけ嫌な予感が横切っては『先生やから』とそれを掻き消す。
ただ移動しただけやないの。そんな動揺すんな。
剛「…あれ?保健室の先生いませんね」
「また職員室にお菓子でも取りに行ってるんだろ」
あれ職員室のやったんか。
あんなに食べるんやったら自腹で買えばええのに。
ー ガチャ
外口から僕を横抱きにしたまま入る。
あ、靴・・・、、
「でもまたなんで腰が…、」
剛「え?…あぁ、なんでですかね(笑)」
「マラソンだぞ?足ならまだわかるけど、、よっと、」
剛「ぁありがとぅございます」
「靴履いたままだったか」
剛「あ、自分で…」
「いやいんだ 悪化したら困るからな」
剛「すんません…」
先生は仕切りカーテンを全面に閉めたあと抜け出して靴を置きに行った。
こら光一にお説教せねば…、
ー シャッ
剛「先生、次のじゅぎょ…『ガタっ』っ?!」
えっ!?
剛「あ、の…」
「や、どの辺が痛いのかと思ってな」
剛「っ、」
『くるん』と僕をひっくり返すと腰の骨の素行を調べだした。
なんやコレ…、、
「…まさか…アレ…したんじゃないだろうな」
『アレ』
先生の言うことは痛いほどよく分かっていた。
無意識に顔が熱くなる。
「耳が赤い…、、本当なのか…?」
剛「ちっ違います!腰が痛いのは…」
腰が痛いのは…っ、
思いつかへん、、
「、マッサージしてやろう」
剛「や、いいです…っん…っ」
そこ腰やないやろ!
気づけば先生は僕の上に跨っていた。
うつ伏せで抵抗できんし、、
剛「ッ、そこだ、めです…っ」
『太ももの付け根』
弱いところをつかれた。
剛「んっ、せんせ…っだ、め…っ」
「っ///////」
も イヤや…。
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水紀 - みかんひゃくぱーさん:はい!応援ありがとうございます! (2018年1月6日 19時) (レス) id: e163c62da3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんひゃくぱー - 水紀さん» ありがとうございます!これからも頑張ってください!! (2018年1月6日 12時) (レス) id: 2304280eae (このIDを非表示/違反報告)
水紀 - みかんひゃくぱーさん:はじめまして!この度はありがとうございます。時間があればぜひ読みたいです。その時は感想などしっかり書かさしていただきますね。 (2018年1月3日 13時) (レス) id: e163c62da3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんひゃくぱー - はじめまして。「堂本って、お前も?」も「やからちゃうねん!」もとても大好きです!二人が本当に可愛いですwにやける程いちゃつきっずしてて凄くいいですw 良かったら私の作品も読んでもらえると嬉しいです← (2018年1月1日 22時) (レス) id: 2304280eae (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 水紀さん» こちらこそありがとうございました、とっても楽しかったです!ではまた! (2017年12月31日 22時) (レス) id: 06977326d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水紀 | 作成日時:2017年12月17日 13時