やからちゃうねん！ （5）

#228 ページ38

剛 side




光『こちらでーす』





！！！


うわ・・・、、





「すげぇ…アイツすげぇ連れてきたな」


「女子ばっかじゃねぇかよ」





ほんまや。


…まぁ光一送り出した辺りからそうは思てたけど。





光『え、あ、…、、すんません 席足らないみたいなんで並んでください』





「堂本くん！ちょっとクレープの生地作ってくれないっ？」


「終わったらフルーツも切って！」





剛「わかった」





その間にも光一は廊下に出ているため まだ客寄せ状態。


ここはほぼ９割が女の子で占めていた。





剛「フルーツ終わったで！次はっ？」





「ポテトお願い！！」





剛「ポ…、、僕 半袖…」





「あ、そっか！じゃあカップに入れてくれるっ？」





剛「うん！」





、とそこに





『フランクフルトお待たせしましたー！！』





と、補充を知らせる声が。


あぁあぁ…光一これでまた忙しくなるなあ。


それが予感的中。


引っ張り出された光一に有無を言わさず 焼く係を任命されとった。





『あの〜…』





光「…、注文やったら店員が聞くんで」





『いや あなたがいんです フランクフルト２つください』


『あっ、私もそっちの人がいい！』





光「…、」





不愛想やな(笑)


そっと光一に近づき





剛「光一 笑顔っ」





伝える。





光「…ふ、ふらんくふると…２つですね？」





剛「(笑)」





『はい！』


『私 ３つ！！』





光「は、い ３つですね」





苦笑いが絶好調やないですか(笑)





「堂本くんポテトポテト！！」


「次 接客お願い！！」





剛「はーい！」





…、にしても回転数が異様に悪い。


なんで？





剛「ご注文は、」





「ポテトとフランクフルト、メロンジュースで」





剛「かしこまりました」





各役割の人に注文を伝える。





剛「光一 フランクフルト１つ」





光「はぁっ？ま、待てや！あと７本…っ」





原因これか。





光「？ 剛くん？」





剛「僕もやる これどないしたらええの？」





光「ひっくり返して１分くらい」





剛「こんなん一人に任せる方があかんねん」





一番人気やのに光一だけに任せるとか、、





光「ありがと 剛くん」





『４名様 いらっしゃいましたー』


『『はーい』』





剛「うん、そんでなもうお前客寄せすんな」





光「なんでやねん」





剛「過労死で死んだらどないすんねん。僕が」





光「はい…？」

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