＃725 ページ42
光一 side
光「これあかんやろ･･･」
「やっぱ知ってんのかよ」
当たり前やろ。
「でもこいつはちょっと違ってさ、」
自慢げに話すそいつを凝視する。
･･･やからいらんて。
光「返す」
「は？いや、違うんだって！まじすげぇから！」
光「やとしてもいらん。こんなもん、、なに持ってきてんねん」
「だってどうせあの中からお持ち帰りするだろ？」
そいつは続ける。
「やっぱり萎え萎えの男はかっこわりぃって」
光「･･･」
「これなら最初から最後まで･･･、、あと粉だし、ジュースに混ぜればわかんねぇよ」
『な？』と。
･･･やっぱりくるんやなかった。
光「お前にやるわ、ソレ」
「えぇ〜 王子のくせに〜」
粉もんをそいつに返して、トイレを後にしようと、、
扉を開けた途端、
「･･･まぁ･･･いっか、･･･姫はこっちあげよ･･･」
あ･･･？
後ろで『ぼそっ』と聞こえた言葉。
聞き逃さんやったぞ 俺は。
光「今なんて言うた？」
「･･･ぇっ、･･･ぁッ、いや」
光「姫、言うたよな？」
「え？、ぁ、あぁ〜･･･いや、、ははは」
視線が動くうごく。
光「姫てなんや。剛か？･･･答えろや！」
「ッ、ご、ごめんて！･･･ちょっと、あの、」
俺の前でよう言うたなこいつ。
光「この薬とはちゃうんか、･･･あ？」
「う、うん･･･。こっちの、」
胸ポケットから少し多めの薬が。
光「没収」
「あぁぁっ、ちょっ、、」
腕がもげるくらいぶん回してやった。
なんでこれだけちょっと多いねん。
光「なんや？文句なんかあらへんやろ？」
なぁ？
「･･･ぅ･･･はい、」
光「あと 今後一切薬なんか剛の前で見せんなや？」
「っうぅ･･･」
悔しそうに口を結ぶ。
光「こんなもん使うて剛に近づいてみぃ、」
･･････。
「･･･ッ、、ひっ」
光「お前の存在ごと抹消したるからな」
「･･･うわぁぁッ、･･この鬼畜ぅぅぅぅぅッ」
『バタン』と扉が閉まる。
光「･･･ふぅ･･･」
あの野郎、、剛にとか考えとったんか、、
ほんま危ない奴ばっかやな。
もう･･･、、
光「帰りたい」
勝手に帰ってええやろか。
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水紀 - Ainaさん» ありがとうございます！中途半端に物語が続いているので、、そうですよね（笑）私は私のペースで 皆さんの期待を裏切らないよう気をつけて参ります。今後は 少しずつ出来るときに物語を進めて行こうと思っているので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。 (2020年1月6日 15時) (
レス) id: 067016a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
水紀 - 環奈みさん» ありがとうございます！そうですよね。１ヶ月に一回はワガママだと思います。１週間に１回も、出来るかぎり実現させていこうと思います。『環奈み』さんの楽しみを今後も増やせるよう 物語を進めていこうと思います！意見ありがとうございました！ (2020年1月6日 15時) (レス) id: 067016a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
Aina(プロフ) - 凄く続きが楽しみで仕方ありません！でも、水紀さんのペースで更新待ってます！ (2020年1月4日 4時) (レス) id: 0077a53052 (このIDを非表示/違反報告)
環奈み - 水紀さん！すごく面白くて楽しみにしてるんです！１ヶ月に一回ではなく、どうか1週間に一回お願いしゃす！！検討よろしくお願いします！ (2019年12月31日 15時) (レス) id: 2c6ddb5c3e (このIDを非表示/違反報告)
水紀 - ルルさん» ありがとうございます！返信が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。月に１回の更新ですが、今後ともよろしくお願いいたします。 (2019年11月16日 21時) (レス) id: 067016a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水紀 | 作成日時：2019年7月14日 21時
