種植えたらイケメン出てきたんだけどなんで？？【stpr】 (ページ5)

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＃４ページ5

「……て………きて…！」

朝、急に夢の世界から引きずり出されて、意識がぼうっとする

『んん……
はっ！遅刻だぁ！…ってあれ？』

勢いをつけ、思いっきり起き上がる

しかしそこで、あることに気づく

起きたのはいい

でも、誰が私を起こした？

私は、絶賛一人暮らしだ

恐る恐るあたりを見回す

いるのは６人のカラフルイケメンだけ…

なんだぁ…びっくりしｔ…

『いや６人のイケメン不審者いるじゃん！！』

叫んだ

終わった

ぴぃや(？)٩( ᐛ )و

私が大声を上げたことによって、不審者６人は一斉にこっちを向いた

？「あ、起きた起きた〜！」

？「僕たちのことイケメンって言った？！これって脈アリ！？」

？「うるせーぞころん」

？「そうですよ。静かにしないと……」

？「るぅとは怖いなぁｗ」

？「るぅちゃん、とりあえずそのバット仕舞お？」

自由かよ

ここ一応私の家だぞ？

？「ちょっとみんなー！Aちゃん困ってるよ？」

待って、なんで私の名前知ってるの？

な「はじめまして、俺はななもり！よかったら、なーくんって呼んでね」

『あっはい…』

ごめんなさい

頭がついていけないです

不審者に自己紹介されても困ります

な「ほら、みんなも！」

ジ「俺はジェル！よろしゅうな！」

さ「俺はさとみ、よろしく」

る「るぅとです。よろしくおねがいします」

こ「僕はころん！よろしく〜」

莉「俺は莉犬！よろしくね、Aちゃん！」

なんだこの、声と見た目と自己紹介

個性の塊じゃん

『あ、私は天野Aです…』

名前知られてんだから、私は自己紹介必要なくね？

『で、誰ですかあなたたち』

な「あーごめんね？朝から急にびっくりしたよね…
俺達は、君が昨日植えた種から生まれた、苺の騎士だよ」

『………は？』

タネカラウマレタイチゴノキシ？

『苺の騎士ってあの…困った時に助けてくれる？』

な「そうそう。だから、遅刻しそうなAちゃんを起こしたんだよ！」

『…待って今何時？』

な「ん？６時半」

『あっこれ睡眠不足で倒れるやつやん』

ジ「それは自業自得やろ」

『的確なツッコミありがとう』

な「一応みんな自己紹介すると思ったから早めに起こしといたよ」

『うん。これから君はななもりじゃなくてママもりだ』

な「え？」

だって君、完全にお母さんポジじゃん