48Monster.夢 ページ10
不思議な夢をみる
4人がいて、わいわいしたり、ちょっと事件起きたり
「なんで、俺……大事なこと、忘れてるんやろ」
夢で聞いたこの発言が頭から離れない
夢の話が本当なら、センラさんは私を死なない状態にできる
…本当だったら、いいな
なにかきっかけがあったら思いさせたりするかな?
自然と思い出せるものだったりする?
…私に、できることないかな
そんなことを考えながら眠って起きて居間に行くと、センラさん以外が揃っていた
「あ、おはよA」
真っ先に気づいて挨拶をくれたのは志麻さん
2人はすごく深刻な顔をしている様子
「Aおはよう。急なんだけど、1個聞きたいことある」
挨拶をして即うらたさんに言われる
「聞きたいこと?なぁに?」
「もし、ここにずっといるって条件付きで不老不死になれたら、どうする?」
「不老不死なる。4人と一緒にいれるんでしょ?なる」
「即答?!外出れないかもしれないんやで?」
「いや別にいいよ」
外に出れなくても、出れてもどっちでもいい
今の私としては、4人と一緒にいたい
生まれ変わりがあったとしても、きっと記憶はないし
そんな状態でまたやり直すより、今のままみんなといたい
「よし、同意はもらった。あとはセンラだな」
「え、なにどういうこと?」
突然の同意もらったは意味がわかりません猫さん
「そのうちわかるから安心しい」
少し嬉しそうに言う志麻さん
2人の言葉を理解したのは、2年後だった
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作者名:桜沢 彩咲 | 作者ホームページ:
作成日時:2024年1月28日 5時