私と一哉の恋愛物語～ラブラブで悪いわね！～ (ページ10)

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★第十話雨の日は★ ページ10

貴：はぁっ…はぁっ…

飛び出した私は知らない町を駆け巡る

ﾎﾟﾂｯﾎﾟﾂｯ

あーぁ…雨降ってきちゃった

私は公園にたどり着いた
ブランコかぁ…久しぶりだなぁ

貴：はぁ…

空は私と一緒だね
だって空が泣いてるもの

貴：ｯ…ぅぅ…

やば…涙が止まらない
これで良かったよね、一之瀬くんの幸せのが優先

貴：…………………アメリカ、帰ろうかな…

??：A…？

貴：キャプテン…？

円堂：何してんだよ!?!?雨の中傘もささずに！風邪ひくだろ!?!?

貴：皆…ごめっ…

円堂：A！ｵｲ！A！
ちょ、一回俺んち行くぞ！

貴：はぁっ…はぁっ…一之瀬…くん…

そこから私の意識はなくなった

★円堂side★

円堂：かぁちゃん!!!

温子：なぁに？まも((円堂：大変なんだ！俺の友達が公園で倒れて!!!

頭はパニックだぁっ!!!
だってA動かねぇし!!!息してる!?!?

温子：びちょびちょじゃない!!!とにかく守の部屋に連れていって!!!すぐにタオルもっていくから！

母ちゃんさんきゅー!!!
急いで俺は部屋に連れていった

温子：まぁ…こんな高熱だすなんて…
この子アメリカから来たんでしょ？

円堂：あぁ！でもなんでA…

『はぁっ…はぁっ…一之瀬…くん…』

円堂：一之瀬…一之瀬か！

温子：え？

円堂：A一之瀬と付き合っててさ！修羅場ってやつなんだよ！

温子：なるほど…だから雨の中ブランコで自分を問い詰めてたのね…

貴：はぁっ…はぁっ…一之瀬くん…

温子：それだけこの子は一之瀬くんが大好きなのね…

円堂：それじゃあ俺一之瀬に知らせてくるよ！

温子：わかった、Aちゃんは私にまかせなさい！

一之瀬は確か学校付近の寮にすんでたよな！