〜第四十九話〜作成中です ページ10
｢…そして…貴方達のよく知るAという少女…｣
「A…?｣
｢っまさかエイリア学園にAさんが関係してるのか…!?」
｢藤色A…本名は、吉良A
＿＿＿＿私の実の娘です｣
｢!!｣
｢なっ…｣
｢…彼女なら、すぐそばにいますよ｣
「え…?」
｢っ…まさか…!｣
雷門がいっせいに、私のほうを見る
…もう、分かってしまったらしい
『……私がAよ、円堂くん』
｢｢!?｣｣
｢Aさん…!｣
「A…なんで…!!」
｢…どうして…貴方までこの計画に…｣
瞳子姉さんが、私の目を真っ直ぐに見つめる
…そんな目で、見ないでよ
『…私は、父さんが望むなら…
父さんに捨てられないためなら……なんだってする』
｢!｣
｢っ…本当にそれでいいのか…!?こんな、利用されるだけで…!!｣
『…いいわ、私はそれでいい…!
私はあの日からずっと、父さんの操り人形だもの…!』
「違う!貴方は人形なんかじゃない!!」
『いいえ………全ての原因は、私…
だから最後まで父さんのために戦うって決めたの』
私は踵を返し、ジェネシスの待つ部屋へ向かおうとした
「待ってA!話を聞いて…!!」
『瞳子姉さんには関係ない＿＿＿＿!』
私はそう言い放って部屋をあとにした
「A…っ…」
…やめて、姉さん
私の名前を呼ばないで
私は、間違っていないのに
何が違うというの…?
あの時から私は父さんの人形だった
兄さんが死んだ、あの日
私は要らない子になって
父さんの中で、なかった存在になった
お日さま園ができて、子供たちの世話の人手のために思い出されたように箱から引っ張り出されて
そこで、ヒロトと
みんなと出会った
そしてエイリア石の存在が、父さんを変えた
私は再び箱から出されて、父さんの決めたことに従った
私は父さんに逆らえない
だって…
＿＿＿＿兄さんを殺してしまったのは、私だから
全ては私のせい
父さんだって、そう言った
だから……全てを終わらせるのも、私
だけど…もしも希望があるのなら
『…円堂くん…助けて…』
私達を倒して、ヒロトを、みんなを…
父さんを、救って欲しい
貴方のその、太陽のような暖かさで
私はジェネシスの待つ扉を開いた
『…さあ…最終決戦を＿＿＿＿始めましょう』
｢｢はい、トゥレーネ様｣｣
今日で全てを、終わらせよう
続く
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夜 - とても面白くて、続きがものすっごく気になります！更新頑張って下さい！！ (2018年11月23日 11時) (
レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
ととらねこ - デルタさん» えー（´・ω・｀）うそー・・可愛いよーアタシより絶対絶対絶対絶t(ryかわいーよー！ (2013年4月9日 14時) (レス) id: 56e7f2e62b (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - ととらねこさん» そういってくれると嬉しいよ♪わ、私はそんな可愛くないです！！ (2013年4月8日 18時) (レス) id: b3193506ac (このIDを非表示/違反報告)
ととらねこ - デルタさん» う、嬉しすぎる！なにこの可愛過ぎる生物！だべちゃいたい← (2013年4月8日 17時) (レス) id: 56e7f2e62b (このIDを非表示/違反報告)
デルタ(プロフ) - ととらねこさん» うん・・・・寂しいです・・・でも、ととらねこがいるから大丈夫♪ (2013年4月8日 9時) (レス) id: b3193506ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デルタ | 作成日時：2013年4月3日 10時
