4* ページ6
、
世界会議場って言った???
世界会議場ってあの世界会議場??
うわー嫌な予感的中ーーーー。
昨日までお父さんただのサラリーマン
だったのになにこのせってい……
いや。ちょっと待って。聞き間違いかも
しれない。
疎開幹部場とか磯貝乾燥場とかかもしれない。
そんな場所聞いたことないけど。
「…聞こえなかった、どこだって??」
わずかな希望を持ち、そう問いかけた、が。
「世界会議場!!!国の化身たちが集まって
話し合いするところよ!!常識じゃない!!」
現実はそう甘くないみたい。
いつの間にか父に渡すお弁当は私の手に
押し付けられていて。
「電車一本でいけるからよろしくね!
ここに電車賃おいてくから!じゃあお母さん、
買い物いってくるわね〜♪」
そう言って母は嵐のように去っていった。
机に千円札と謎のICカードのようなものを
残して……。
、
はぁ、仕方ない、届けに行こう。
、
私は、夢小説なら断然傍観派である。
いくら大好きな漫画のキャラとはいえ、
人と関わることが苦手な私は、
リアルの彼らとはあまり話したくない。
、
(恋しかったから)、
いっぱい話したいとか、思わない。
彼らを紙面や液晶越しに見られるだけで、
十分なのに。
373人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヘタリア」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:タスク | 作成日時:2015年2月13日 22時