新な出会い ページ28
『え、大阪？』
明日から連休ということもあり久しぶりに徹夜で小説を読もうと意気込んでいた自分へ放たれた母からの予想していなかった発言に目を丸くさせる。
「そうなの。次の依頼人が大阪なんだけど、Aも一緒にどうかと思って。もちろん仕事してる間は観光してくれて構わないわ」
小説を読みふけるか、大阪の観光…………
『行く』
大阪といえば、タコ焼きにお好み焼き！これは行くしかないだろ！
俺の連休はこうして大阪美味い物巡りということになった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
こうして無事到着した大阪。
母さんは依頼人との打ち合わせがあるとのことで途中で別れ、俺はといえば…
『おー…これが通天閣。実際に見るとこんなにも違うんだな…』
テレビや雑誌でしかみたことがなかった大阪の街並みを感動したように見て歩く。
あちこちから聞こえてくる関西弁にすげえ、と呟きながら第一の目的でもあるタコ焼き屋を探すため辺りを見渡していた時だった。
「もう、しつこい！あんたらに付き合ってる暇ないっちゅうねん！」
不意に聞こえてきた女の子の声。
何事だと視線を向ければ、数人の男が女の子に絡んでいる光景にこういう場面ってどこでも見かけるよなと思いつつ仕方ないと小さな息を吐き出して近づいていく。
「そう言わんと、俺等が楽しませたるから一緒に…『その辺にしとけよ、嫌がってんだろ』…あ？なんやねんお前」
『何って言われても、ただの通りすがり？…ま、そんなことより嫌がってる子を無理矢理ってのはどうかと思うぜ』
「ああ？カッコつけてんじゃねーぞ！」
『……ハァ、いっとくけど…これは正当防衛、だからな』
女の子に絡んでいた男達がいっせいに殴りかかってきたのを上手くかわしながら腹や鳩尾に数発叩き込んでいく。
もちろん手加減はして、だけどな。
「っ、クソ…ッ！覚えとけよ！！」
よろよろと立ち上がった男達がまぁお決まりの台詞を吐いて走り去っていくのを呆れたように見ていると、あの…と控えめにかけられた声の主へと向き直る。
『大丈夫だった？何か嫌なこと…「和葉！…お前、和葉になにしとんねん！」…え、なにって…』
少し涙目になっている様子に心配した口調で問いかけようとした瞬間、突然間に割って入ってきた色黒の男の登場に何がなんだか分からず困惑した表情を浮かべるしかない。
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ゆうみん - かずはちゃんと服部君出会い、仲良しなったね、服部君は彼を見て可愛いいってたなあ、惚れたかな、続き見たいです。ドキドキワクワクしているよん😊 (12月3日 14時) (
レス) @page29 id: 0a46edb41a (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - ゆうみんさん» コメありがとうございます！なかなか更新が出来ずですみません↓↓今週は時間が作れそうなので、新一とのラブコメを楽しみにしててください(^^)応援ありがとうございますね！！ (2019年7月17日 9時) (レス) id: 68187ce01e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 新一と彼はラブラブだね、好きなんだ、プールで勝負まだまだ決着だし、次回は楽しみにしてます (2019年7月16日 8時) (レス) id: 80f9ca5a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2019年6月17日 16時
