突然の・・・５ ページ21
*
潤side
ニノが怪我をした。
血は出てないから、多分破片で切ったわけじゃないと思う。
そうなると……肉離れとか…？
収録どーすっかな……
和「いっ………」
相当な痛みに耐えているニノ。
多分まだ楽屋に近いから
相葉くんに聞こえないように我慢してるんだな。
潤「俺、おぶるわ。ほい、のって。」
ニノの前にしゃがむ。
いつもなら
《恥ずかしいじゃないですか》
とかいって断るくせに
さすがに痛みが強いのか、素直に背中に乗ってきた。
和「ぃば…さんッ……」
ん…？
耳元で聞こえる小さな声。
智「相葉くん今翔ちゃんと一緒にいるからね。大丈夫だよニノ。」
リーダーが背中を叩く。
俺は
潤「しっかり捕まってろよー」
と言って医務室まで急いだ。
翔side
智くんと松潤がニノを、医務室へ連れて行った。
俺も行こうとしたけど
青い顔して突っ立ってる相葉くんをみて
智くんにアイコンタクトをとった。
三人が出て行ってから、相葉くんに近付く。
雅「バカだ俺…」
小さく呟いた相葉くん。
翔「んー？何言ってんの。」
雅「だって……」
泣きそうな顔で座り込み、頭を抱える。
そんな相葉くんに目線を合わせ、顔をのぞき込む。
翔「ほらーこっち見てみ？」
前髪をかきわけて目を見る。
翔「ニノはさ？なんで相葉くんかばったんだと思う？」
雅「それは…俺が怪我したら迷惑かかるから…」
翔「でもそんだけじゃないよな？」
柔らかく笑って肩をたたく。
翔「ニノはさー、相葉くんのこと大好きなんだよ。
言葉では表さないし、相葉くんからしたら分からないかもだけどね。
二人には、他とは違う雰囲気があるの。見てれば誰もが思うくらい仲がいい。
ニノ、相葉くんにそんな顔して欲しくなかったんだよ。
迷惑かけたって、相葉くんが言うの分かってるから。
だから、自分がかわりになったの。
相葉くんに笑ってて欲しいからだよ。」
相葉くんの目からはポロポロと涙が流れていた。
雅「翔ぢゃん……」
ったく(笑)
翔「泣くなバカ(笑)ほら、ニノんとこ行くぞー」
笑えよ？ちゃんと。
タオルを渡して、医務室へむかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雅狐(プロフ) - 思わず吹いたwww (12月13日 20時) (
レス) @page2 id: 11f5c1be2c (このIDを非表示/違反報告)
彗 - はじめまして♪このイチャイチャ感大好き。あのっ、突然ですが、リクいいですか？櫻葉に嫉妬するにのみぃがみたいです。 (2014年7月23日 10時) (レス) id: af42a52520 (このIDを非表示/違反報告)
りん - ならリクいいかな？ リク:普通だけど、『新年のいいこと』の続きがみたいな♪♪ (2014年3月4日 20時) (レス) id: ab44c71938 (このIDを非表示/違反報告)
りおん♪(プロフ) - りんさん» そうだよ♪一応してます……！ (2014年3月3日 21時) (レス) id: 5a992855a1 (このIDを非表示/違反報告)
りん - バレー部かぁ♪ 私も、体育で、バレーのセンターしたよ♪楽しいよね♪(若干ホッケーより上手いカモ…)でわ×2リクとかしてるんですか？ (2014年3月3日 21時) (レス) id: ab44c71938 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りおん♪ | 作成日時：2013年10月3日 19時
