33 ページ37
夜叉白雪が渾身の力で刀を斬りつけているが_
__それを受けている敦の左腕には、なんと
_虎化している__。
刃をまったく受け付けない、刃よりなお強靭な獣化した異能力の腕_。
それに、敦自信が驚いていた。
〜A視点〜
敦(…これは………)
貴『…敦君……!!!今だ…!!!』
夜叉白雪の刃を折り、
その間合いを詰めたと同時に
敦君の虎の左腕の爪は___
鏡花の喉に突きつけられた。
敦「…終わりだ…。」
鏡「……私の名前は鏡花。
…35人殺した」
貴『………』
敦「……爆弾はどこだ…」
鏡「……1番最後に殺したのは3人家族
……父親と母親と男の子」
鏡「夜叉白雪が首を掻っ切った………。」
_鏡花は自分の胸元をはだける。
貴『ッ……。』
敦「!!!……なんてことを…!!」
その胸にはなんと爆弾が装着されていた_。
敦「…君はいったい…何者なんだ…」
鏡「…………」
敦「…言葉からも君自身からも…
何の感情も感じない…
まるで殺人マシンだ_。」
鏡「………」
敦「想いがあるな…
らちゃんと言葉にしなきゃ駄目だ!!!」
敦「でないと、僕みたいな馬鹿には判らない!」
敦「本当にこんな事が君がしたい事なのか?!」
鏡「…………」
その時、
雑音混じりに車内アナウンスが聞こえる。
与[こちら車輌室。
敦、A、生きてッかい?__]
敦/貴「『与謝野さん/先生』」
与[こっちのヘボ爆弾魔のによると、
そっちの爆弾は、遠隔点か式らしい。]
与[間違った手順で解除すると、
数秒で爆破する_]
与[解除には
リモコンの停止ボタンを押すしかない、
そっちのマフィアが持ってるはずだよ。]
敦「……君が持ってるのか?」
__敦君は鏡花に手を差し出す。
敦「…渡してくれ…。」
鏡「……」
鏡花は、
敦の差し出す手に
キャラメル箱サイズのリモコン装置を渡す。
敦「………」
一瞬私の頭脳にその装置を押す敦君とその後爆破する車輌が見えた。
貴『!?……敦君駄目だ…!!!』
その私の声と同時に、停止ボタンを押す敦君
_鏡花の胸元の爆弾起動ランプが
小さな電子音と共に灯る_。
鏡「!?」
敦「?!…なんだ?!」
芥〔それを押したのか、鏡花__。〕
49人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛(プロフ) - 私的にも入れて欲しいです… (2019年11月14日 20時) (レス) id: ea32224a8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:暁月 いつき | 作成日時:2019年10月25日 22時