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檸檬爆弾が爆破した車輌に、梶井が戻ってくる

梶「さぁーて、中までこんがり火が通ったかな?」

焼けただれた車内。
吹き飛ばされた、与謝野の肢体は上半身が
割れた窓の外に出てる。

梶「おお♡どれどれー?」

梶井は与謝野の死に様を確認しようと、したり顔で覗き込むが__

いきなり死体にみえた与謝野の体が弾かれたように動き出し、梶井の顔面に凄まじい鉄拳を見舞う。(作者:梶井ザァマ!!!)←←

梶「ふぐッ…!!!」
与「……うーん、イマイチだねェ。
もっとふっ飛ぶかと思ったんだが。」

梶「な、何故…!?」

与「あんなネズミ花火で死ぬモンか。
今殴ったのどっち側っけ?」

梶「ど!?…ど、どちらかと言うと、こっち寄り…。」

何故か素直に左の頬を指す梶井。
さらにも1発、今度は梶井の右頬に鉄拳を繰り出す与謝野。

再び吹っ飛ぶ梶井は、床に崩れ、呆然とする。


梶「そ、そんな…さっきまでは瀕死だったはず………。」

与「こう見えても、妾は医者でね……
  アンタの百倍は死を見てる。」

梶「…ヒッ…!!!」
与「”死”は何かって? 教えてやるよ。」

与「死とは生命の失踪さ。
 
妾達医者がどんなに手を尽くしても、
  患者の命は指の間から零れ落ちる_。」

与「”死”が科学の究極だと?巫山戯るな!!!」

与「”命”を大事にしない奴は、ぶっ殺してやる!!!」

 
梶「お、思い出した…武装探偵社の専属医、
 与謝野晶子とはおまえの事か?」

与「妾の異能力「君死給勿」は、凡百外傷を治癒させる、ほら自分の怪我だってホラ、この通り。」

与「……ただ条件が厳しくてね。
瀕死、重傷しか治せない…不便な力さ」

自分のカバンから”何か”を取出す与謝野。

与「程々の怪我を治すにはまず半殺しにしなきゃあならない。」
梶「ヒッ!!!」

与「おやァ?怪我してるね、お兄さん♡」
与「治してやろうか?」

梶「ひぁああああああああぁぁぁ!!!」

____

え、えっと?梶井さん…ご愁傷様です。(-人-)

※梶井さんのファンの皆様大変申し訳ございません。

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(プロフ) - 私的にも入れて欲しいです… (2019年11月14日 20時) (レス) id: ea32224a8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁月 いつき | 作成日時:2019年10月25日 22時

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