第１０話 ページ10
首からタオルを掛けまだ乾き切ってない濡れ髪のままほうじ茶を飲んでいる。
・・本当カッコイイんだけど！しかもこの距離！！ヤバイからー！！
雄「ん？何？」
貴「あっ、いや・・//」
私は咄嗟に目を逸らした。
恥ずかしさを隠すようにコーヒーを飲む振りをしながらお兄ちゃんが迎えに来てくれる事を伝えた。
雄「あれ？でも確か今日湯川さん地方じゃなかった？」
貴「うん。だから少し遅くなるみたいなんだけど中丸くん大丈夫？」
雄「俺は大丈夫。明日はオフだから。Aちゃんこそ大丈夫なの？」
貴「私も明日はお休みだから。」
このままじゃ心臓もたないよー！！早くお兄ちゃん来てくれないかなぁ。
そんな風に思いながらもこの時間が終わるのも寂しくて。
お兄ちゃんが来るのがうんと遅くなってくれたら良いのに。
そんな風にも思ってしまった。
雄「湯川さんが来るまで何して時間潰すか。」
貴「中丸くん夜ご飯は？」
雄「本屋行く前に済ませた。Aちゃんは？」
貴「私も本屋さん行く前に。」
雄「そっか。あっ、じゃあ何か映画でも観る？」
貴「それ良いかも♪」
雄「えっと、何があったかなぁ。これとかどう？」
中丸くんが取り出したのは岡田さんと上田さんが出た映画のDVDだった。
雄「こうゆう系大丈夫？」
貴「私結構そうゆうの好きって言ったらあれだけどよく観るよ。」
雄「お、マジで？俺も結構観るんだよね。」
貴「二宮さんが出たのも何回か観たし。」
雄「そうなんだ？」
貴「うん。でも、男の人にこの話しすると結構引かれたりするんだけどね(苦笑)」
雄「俺は引かないけどなぁ。」
貴「そう？」
雄「むしろ共通点が出来て嬉しいけどな。」
貴「本当？」
雄「うん。」
貴「良かったー。」
雄「よし、これにしよう。」
貴「うん♪」
雄「飲み物入れ直してくるね。」
貴「あっ、何か手伝うよ！」
雄「気遣わなくていいから(笑)そこ座って待ってて。」
引かないでくれたのも嬉しかったし、何より中丸くんと共通の好きなモノが発見出来て更に嬉しくなった。
心がフワフワするようなあったかい気持ちと言うか。
この状況とその喜びで自然に緩んでしまう口元をバレない様に手で隠した。
飲み物を入れ直し中丸くんがキッチンから戻ってきた。
貴「ありがとう♪」
雄「少し熱いかもしれないから気を付けて。」
貴「大丈夫。私熱いの平気なタイプだから(笑)」
雄「そっか(笑)」
私達は再びソファーに並びながら座りDVDを観始めた。
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慈愛(いつみ)(プロフ) - うえぴーさん» うえぴーさん初めまして。コメントありがとうございます(*´ω`*)メンバー同士の会話は本当に話してるところを想像しやすく書けたらと思って書いているので凄く嬉しいです！更新速度は遅いのですがこれからもよろしくお願いしますm(._.)m (2016年8月9日 5時) (
レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
うえぴー - 初めまして♪皆の会話が本当にそういう会話をしてそうで読んでいて凄く楽しいです！一気に最後まで読んじゃいました。これからも更新楽しみにしています♪コメント突然失礼致しました。 (2016年8月4日 17時) (レス) id: f44c2dfd0e (このIDを非表示/違反報告)
慈愛(いつみ)(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます！本当ですか！？書く時一応情景を想像しながら話し方とかも想像と言う名の妄想をしながら書いてるので (笑)そう言って貰えて凄く嬉しいです(o^^o)これからもよろしくお願いします。 (2016年6月15日 18時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - こんばんは！家に呼んでも中丸くんは中丸くんの性格だなぁと思って面白く最後まで読んでしまいました。KAT-TUNみんなの会話が、本当にそんな会話をしていそうでそこも楽しいです。これからも楽しみです！ (2016年6月14日 23時) (レス) id: 0e026e3a74 (このIDを非表示/違反報告)
慈愛(いつみ)(プロフ) - ‖中丸雄一‖さん» ありがとうございます！しかも初めてコメント貰ったので凄く嬉しいです(o^^o)これからも頑張っていこうと思うのでよろしくお願いします！！ (2016年6月7日 21時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慈愛(いつみ) | 作成日時：2014年10月29日 5時
