第２７話 ページ27
貴「食べ易いようにハムのサンドイッチとから揚げと卵焼きにしたんだけど大丈夫だったかな？」
雄「大丈夫。全部好きだから(笑)」
俺は運転しながらサンドイッチを受け取り早速食べ始めた。
貴「あっ！」
雄「どうしたの？」
貴「爪楊枝忘れてきちゃった。から揚げと卵焼き食べる時に必要だからと思ってたのに・・」
雄「えっ、何も無いの？」
貴「自分が食べる用のお箸は持って来てるんだけど・・ヤダ、どうしよう・・」
丁度信号が赤になりAちゃんの方を見てみると今にも泣きそうになっていた。
俺は少し考え躊躇いながらも思い付いた事を口にした。
雄「・・・そしたらこれはあくまで提案なんだけど。」
貴「？」
雄「その〜・・食べさせてもらってもいいですか？」
貴「えっ！？」
雄「あっ、いや。Aちゃんが嫌じゃなかったらの話ね！」
貴「でも・・私が使ったお箸だし・・むしろ中丸くんが嫌じゃない？」
雄「俺は嫌じゃないと言うか構わないと言うか・・大丈夫だよ。」
貴「じゃあ・・中丸くんが嫌じゃないなら・・///」
今更ながら自分で言っておいてすげー恥ずかしくなってきた。
これってものすっごく大胆な事言ってるよな！？
俺は内心焦りながらも信号も青に変わったので再び車を走らせた。
しばらくすると食べていたサンドイッチも無くなりいよいよから揚げの出番がやってきた。
雄「から揚げを頂いてもよろしいでしょうか？」
貴「あっ、はい//」
何故か敬語。
そして、多分つられてだろうがAちゃんも敬語。
俺は前に目線を置きながら少し顔をAちゃんの方へ向け口を開けた。
貴「どうぞ//」
そう言われ運ばれてきたから揚げを俺は口の中に頬張った。
雄「○＊▽×％＃！！」
貴「えっ、もしかして不味かった！？」
雄「・・！！ごめんごめん！何言ってる分らなかったよね(笑)」
貴「うん(笑)」
雄「不味いどころかむしろ逆！めちゃくちゃ美味しい！」
貴「あ〜、良かった〜！！」
雄「じゃあ次は卵焼きもらってもいい？」
貴「うん//」
何だこの空気感！
まるでラブラブの彼氏彼女みたいじゃん！！
今俺すげー幸せだわ。うん。
やべっ・・マジで顔がにやけそう。
抑え切れてなかったとは思うがにやけそうな気持ちを抑え残りのお弁当を食べながら俺は車を走らせた。
今日必ずこの気持ちを伝えよう。
好きだと言うこの気持ちを。
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慈愛(いつみ)(プロフ) - うえぴーさん» うえぴーさん初めまして。コメントありがとうございます(*´ω`*)メンバー同士の会話は本当に話してるところを想像しやすく書けたらと思って書いているので凄く嬉しいです！更新速度は遅いのですがこれからもよろしくお願いしますm(._.)m (2016年8月9日 5時) (
レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
うえぴー - 初めまして♪皆の会話が本当にそういう会話をしてそうで読んでいて凄く楽しいです！一気に最後まで読んじゃいました。これからも更新楽しみにしています♪コメント突然失礼致しました。 (2016年8月4日 17時) (レス) id: f44c2dfd0e (このIDを非表示/違反報告)
慈愛(いつみ)(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます！本当ですか！？書く時一応情景を想像しながら話し方とかも想像と言う名の妄想をしながら書いてるので (笑)そう言って貰えて凄く嬉しいです(o^^o)これからもよろしくお願いします。 (2016年6月15日 18時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - こんばんは！家に呼んでも中丸くんは中丸くんの性格だなぁと思って面白く最後まで読んでしまいました。KAT-TUNみんなの会話が、本当にそんな会話をしていそうでそこも楽しいです。これからも楽しみです！ (2016年6月14日 23時) (レス) id: 0e026e3a74 (このIDを非表示/違反報告)
慈愛(いつみ)(プロフ) - ‖中丸雄一‖さん» ありがとうございます！しかも初めてコメント貰ったので凄く嬉しいです(o^^o)これからも頑張っていこうと思うのでよろしくお願いします！！ (2016年6月7日 21時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慈愛(いつみ) | 作成日時：2014年10月29日 5時
