第22話 ページ22
それから月日は流れ今年は秋が短かった事もあり気付けばもう秋も終わろうとしていた。
あれから何度かAちゃんを見掛ける事はあったがそうそうバッタリみたいな事はなくて。
同じマンションに住んでいても意外に会わないものなんだな。
その間俺はテレビ出演や雑誌やらと何だかんだ忙しくさせてもらっていて充実した日々を送っていた。
pm7:15
某レストラン
今日は湯川さんと打ち合わせも兼ねて夕飯を食べに来ていた。
メンバー揃ってではなく個々にこうやって打ち合わせをする事にも大分慣れてはきたがやっぱり少し寂しい部分もあったりもする。
最近会えてないけどあいつらどうしてんだろうなぁ。
湯「まぁざっとこんな感じだな。」
雄「なるほど。」
湯「また細かな事決まり次第連絡するよ。」
雄「了解です。」
湯「ん?あれ?」
雄「どうしました?」
そう言いながら湯川さんの視線の先に合わせ目線を送ると少し離れた席にAちゃんの姿が。
その傍らには知らない男の人。しかも、楽しそうに一緒に食事をしているではないか!
誰!?
湯「一緒にいる人、誰だろう?」
雄「湯川さんも知らない人ですか?」
湯「あぁ。にしてこんな所で会うとはな(笑)」
雄「そうですね(苦笑)」
久々にAの姿を見れて嬉しくはあるが選りによってだろ。
これ、一気に現実を突き付けられた感半端ないな。
あぁ・・見たくなかったー・・
そんな事を思いながらそのまま2人を見ているとAちゃんがこっちに気付いた。
すると一緒にいる男の人に声を掛け2人でこっちに向かってきた。
貴「もうびっくりしたよ〜!」
湯「こっちもだよ(笑)」
貴「中丸くん、こんばんは。何か久し振りだね♪」
雄「こんばんは。本当、久し振り。」
微笑むAちゃんは相変わらず可愛いくて久々に話せた事に嬉しい思いはあるのだが、とにかくその男の人が気になってしょうがない。
横目でチラチラとその男の人を見ているとそれにAちゃんが気付き・・
貴「あっ、こちらうちの会社の社長。」
雄「へっ?」
湯「どうした?中丸。」
雄「あっ、いや。」
社「初めまして。いつもAさんには色々と頑張ってもらってます。」
湯「そうだったんですね。初めまして。いつもうちの妹がお世話になってます。」
そう挨拶を交わすと2人は名刺交換をしだした。
すると社長さんは俺にも名刺を差し出してくれ俺は慌てた。
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慈愛(いつみ)(プロフ) - うえぴーさん» うえぴーさん初めまして。コメントありがとうございます(*´ω`*)メンバー同士の会話は本当に話してるところを想像しやすく書けたらと思って書いているので凄く嬉しいです!更新速度は遅いのですがこれからもよろしくお願いしますm(._.)m (2016年8月9日 5時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
うえぴー - 初めまして♪皆の会話が本当にそういう会話をしてそうで読んでいて凄く楽しいです!一気に最後まで読んじゃいました。これからも更新楽しみにしています♪コメント突然失礼致しました。 (2016年8月4日 17時) (レス) id: f44c2dfd0e (このIDを非表示/違反報告)
慈愛(いつみ)(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます!本当ですか!?書く時一応情景を想像しながら話し方とかも想像と言う名の妄想をしながら書いてるので (笑)そう言って貰えて凄く嬉しいです(o^^o)これからもよろしくお願いします。 (2016年6月15日 18時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - こんばんは!家に呼んでも中丸くんは中丸くんの性格だなぁと思って面白く最後まで読んでしまいました。KAT-TUNみんなの会話が、本当にそんな会話をしていそうでそこも楽しいです。これからも楽しみです! (2016年6月14日 23時) (レス) id: 0e026e3a74 (このIDを非表示/違反報告)
慈愛(いつみ)(プロフ) - ‖中丸雄一‖さん» ありがとうございます!しかも初めてコメント貰ったので凄く嬉しいです(o^^o)これからも頑張っていこうと思うのでよろしくお願いします!! (2016年6月7日 21時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慈愛(いつみ) | 作成日時:2014年10月29日 5時