第１話 ページ1
よく澄んだ秋晴れの空。
空気も少しずつ乾いてきてすぐそこにはもう冬の訪れすら感じる。
そんなある日。
俺は君と出逢った。
ｐｍ６：００
今日はとあるパーティーに呼ばれマネージャーと某ホテルに来ている。
以前お世話になった監督さんが次回手掛ける作品の発表会。
監督さんの挨拶が終わり次回作のプロモーション映像が流れ、それが終わるとビュッフェスタイルの料理が運ばれてきた。
俺は足早に監督さんやお偉いさん達への挨拶を済ませ料理を運び席についた。
「中丸、ここにいたのか」
雄「あっ、湯川さん！」
湯川さんとは俺らグループやその他いくつかのグループを担当してる事務所の幹部さん。
他のグループも担当してるのもあって現地合流になっていた。
雄「湯川さん遅いですよー。」
湯「ごめんごめん！道が思いの外渋滞してて。」
雄「もう挨拶回り済ませちゃいましたよ。」
湯「そっか。俺も挨拶してこないとな。」
雄「それより・・そちらの方は？」
湯「あ、悪い悪い。紹介するな。俺の妹の・・」
『初めまして。妹の湯川Aです。』
雄「あ、どうも。中丸です。」
『いつも兄がお世話になってます。』
雄「いえいえ、こちらこそ。」
湯「おい！お世話してんのは俺の方だから。」
雄「で、また何で妹さんが？」
湯「いや、監督の娘さんとうちの妹が昔からの友達で。それでぜひ妹もって、監督が。」
雄「へー、何か凄い繋がりですね。」
湯「まぁな。んじゃ、ちょっと挨拶回ってきちゃうな。」
そう言うと湯川さんは妹さんを連れて挨拶回りに。
雄「世の中って結構狭いもんだな。」
マ「そうですね。」
雄「俺、初めて湯川さんの妹さん見たわ。」
マ「なかなか可愛かったですよね。」
雄「おい(笑)」
マ「いや大丈夫ですよ、俺彼女いるんで(笑)」
雄「そうだな。」
マ「いくつくらいなんですかね？」
雄「さぁ？俺よりは年下じゃないか。」
肩より少し長い髪。
小柄で華奢な可愛らしい感じの子。
これが俺の第一印象で君との初めての出逢いだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
慈愛(いつみ)(プロフ) - うえぴーさん» うえぴーさん初めまして。コメントありがとうございます(*´ω`*)メンバー同士の会話は本当に話してるところを想像しやすく書けたらと思って書いているので凄く嬉しいです！更新速度は遅いのですがこれからもよろしくお願いしますm(._.)m (2016年8月9日 5時) (
レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
うえぴー - 初めまして♪皆の会話が本当にそういう会話をしてそうで読んでいて凄く楽しいです！一気に最後まで読んじゃいました。これからも更新楽しみにしています♪コメント突然失礼致しました。 (2016年8月4日 17時) (レス) id: f44c2dfd0e (このIDを非表示/違反報告)
慈愛(いつみ)(プロフ) - 咲良さん» コメントありがとうございます！本当ですか！？書く時一応情景を想像しながら話し方とかも想像と言う名の妄想をしながら書いてるので (笑)そう言って貰えて凄く嬉しいです(o^^o)これからもよろしくお願いします。 (2016年6月15日 18時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - こんばんは！家に呼んでも中丸くんは中丸くんの性格だなぁと思って面白く最後まで読んでしまいました。KAT-TUNみんなの会話が、本当にそんな会話をしていそうでそこも楽しいです。これからも楽しみです！ (2016年6月14日 23時) (レス) id: 0e026e3a74 (このIDを非表示/違反報告)
慈愛(いつみ)(プロフ) - ‖中丸雄一‖さん» ありがとうございます！しかも初めてコメント貰ったので凄く嬉しいです(o^^o)これからも頑張っていこうと思うのでよろしくお願いします！！ (2016年6月7日 21時) (レス) id: 9346b445c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：慈愛(いつみ) | 作成日時：2014年10月29日 5時
