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【続き】
家出した先、ある街の道角。
(今回は一週間持ちましたわ！次はどこに行きましょうか…)
(あら…？あの人だかり、なにかあったのかしら…？)
「さあさア！よってらっしゃイ見てらっしゃイ！“エテル”による路上パフォーマンスの始まりですヨ！」
(“エテル”…？異国の方かしら…？)
「まずは、コレだヨ！」
ﾎﾞﾝｯ
「わ…！ステッキからお花がたくさん出てきた！」
「コレ、キミにあげるヨ！」
「いいの！？ありがとうパフォーマーさん！」
(へぇ、観客も巻き込むのですね。……。)
「ア、次は誰かに手伝ってもらおうかナ？」
(…………)
「じゃ〜ア…そこの金髪のキミ！」
「…！？」
「ちょっとだけボクのアシスタントをしてくれないかナ？」
(し、知らない方とつるんでもいいのかしら…？)
？？？「わたし達の言うとおりにするのよ」
(………！)
(……も、もう自由よ！)
「や、やらせてもらいますわ…！」
「OK！じゃ、キミの名前ハ？」
「優里花よ…」
「よぉシ！ユリカとエテルの特別ショー、始まり始まリ〜！」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
「じゃ、ユリカ、これ、持っテ？」
「はい、…いや、うん…」
「で、こうするト…！」
「わー！すごーい！」
(勢いで受けてしまったけど、わたくしは……)
「……ユリカ。」
「…？」
「ボクはキミの笑ってる姿が見たいんダ。」
「……………」
「ボクが望むのハ、みんなの笑顔。だから……」
「なにがなんでも、キミを笑顔にするヨ！」
「…！」
「例えボクが力及ばなくてモ、ユリカがこういうの苦手でモ………」
「最終的にキミが笑顔なラ、ボクはなんだってするサ！」
(なんでなんで、こんなに……)
(こんなに、胸がスッとして、明るい気持ちになるんだろう…！)
「フフ、いい感じだネ！じゃ、ユリカ、行くヨ！」
「うん…！」
(楽しい…！この人と作るショーが、皆が笑顔になっていくのが、楽しいよ…！)
「でハ、またの機会ニ…」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!
「ねェユリカ。時間があるなラ、ちょっと聞いてヨ。」
「…？うん…。」
「ちょっと刺激が強いかもネ…」
「ボクネ、大きな戦いで村を失ってるんだよネ。」
「え………」
「ボクと家族は全員生きてたんだけド、家が焼けテ、大切なものがたくさん焼けタ。」
「もちろん家族をなくしたコもたくさんいたんダ。」
「…………」
「でもネ？ボクはすごイものを見たんダ！」
「すごいもの…？」
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雨宮あこ(プロフ) - 確認致しました〜！不備等御座いませんので記載させて頂きます……！フェアリーテイルが結成された理由がもう感動もので……！とっても素敵なＣＳを有難う御座いました〜！ (2023年1月29日 11時) (
レス) @page12 id: 04b01f642e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：itukiren | 作成日時：2023年1月19日 6時
