【 名探偵コナン】今日も嫁たちがハイスペック過ぎて惚れる【 平和島静雄体質でれっつ救済！】part2

チビからお嬢ちゃんにランクアップ！ ページ4

★主人公side★

はい。勢いよく爆弾をぶん投げて警察組の救済第1弾を完了したAちゃんが通りますよっと♪

はい。萩原さんに"お嬢ちゃん"と呼ばれ、疲れた体に鞭打って玄関扉の下からこんにちはしました。

いやぁー、嫁たちの一人に"お嬢ちゃん"って呼ばれましたよ！

…嬉しいよね！

普通に…あ"あ"あ"しんどいよぉぉぉ"ぉ"ぉ"

って内心荒ぶってたら心配気にやさーしくぺちぺちってほっぺたを叩かれた…死んじゃう…

眉を八の字にして、自分が怪我をしたわけでもないのに苦しそうな表情で私を見てる。

──大丈夫だよ──

──…バーテンダー服の彼のおかげで──

──彼ほど綺麗に…鮮やかに…──

─なんでもない事のようには出来なかったけど─

──これは私が望んだ事だからって──

出来ないけれど、とても伝えたいって思った。

私が未来を知っているなんて言えない。

言っちゃいけない。なぜなら…

もし、私の知っているものと未来が変わってしまったら…

きっと、この素晴らしい体質をもってしても…

手に負えなくなってしまうから。

ごめんなさい。辛い思いをさせて…

ごめんなさい。事実を言えなくて…

これからも、言えないけれど…だけど！

ちゃんと貴方の相棒も助けるから！

松田さんも伊達さんも翠川さんも助けるから…

だから…どうかそんな顔をしないで…

ゆっくりと体が浮かぶ。

あぁ、一人で考えこんで外の流れを放置してしまうのは悪いくせだ。

少し驚いて声を上げてしまっただけなのに、

「ん？どうした？傷に触っちまったか？もうちょいガマンな」

なんて言ってくれる萩原さんはやっぱり優しい。

チャラ男っぽい癖に本当は堅気なのがこういう所から分かる。

さて、荒ぶらないで冷静に…そう金さんがいつも言っているようにBe Cool！

『えっと、傷は平気。擦過傷だけ。…爆弾は？』

お嬢ちゃんな私は説教をかまします！→←チビと萩原IV

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