【 名探偵コナン】今日も嫁たちがハイスペック過ぎて惚れる【 平和島静雄体質でれっつ救済！】part2

胡散臭い夫婦と”大人”の体現。 ページ24

一応、萩原と目配せをすると

それまでギャーギャーロリコンじゃねーと騒いでいたのから一変し、

口パクで「虐待」と短く返答がある。

案の定ガキ自身が"閉じ込められてたから逃げれなかった"

と言っていたということからも

その可能性が高いと判断していたようだった。

そんなやり取りをしながらも地上に降りて

無駄口を叩きながら救急車に乗り込もうとした時、

佐藤がその娘の親だと言う男女を連れてきた

…がどうにも胡散臭ぇ


「「Aしずか！！」」

「無事だったのね！よかった。」

「寿命が縮んだぞ。…ん？お前怪我してるのか？

お兄さんにくっついてたら迷惑だろう？さぁ、パパの所においで。」


外面だけ見れば

心から娘を心配して気が動転していた母親と

気が立っている父親に見える…が、

どこかソワソワとしていて女の目は泳ぎ、

男は苛立たしそうな様子にも見える。

少女の体格と逃げられなかった状況を聞いた後

というのもあるんだろうがやはりきな臭い。

それに、死にかけたのが

ガキを１人部屋に放置した自分ら親のせいである

にもかかわらず涙一つ見せない母親に

娘の心配をしたかと思いきや

抱きかかえている警察関係者の邪魔だといって

自分の元に呼び戻そうとする父親。

加えて父親の最後の一言にピクリと震え、

必死に何やら抱えていた封筒を俺の服に押し付け

自分の体とジャケットの影で隠しているガキの様子。

明らかに死にかけた子どもとその親の感動の再会としては不自然だ。

極めつけは百面相をした挙句、必死に俺を見つめる萩原。


めんどくせぇ…

が、

萩原相棒の命の恩人で、大人を頼ることを知らないガキを

見棄てるような大人クズに成り下がるつもりは毛頭無い。

やってやろうじゃねぇか。

”仕事うんぬんかんぬんの前にガキの面倒みるのは大人の義務なんだよ。”

文字通り体現してやるよ、萩原の鬼気迫る百面相も見れたことだしな。

恐怖は突然にやってくるものー冬場のホラーはお断りー→←冷え込む心とこみ上げる思い。

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