番外編 名前 ページ9
ある、黄昏時、
ポートマフィア首領森鷗外と、その傍らにいつもいるエリス、それから後に双黒と呼ばれる少年、太宰治と中原中也が、黄昏色に染まる公園を歩いていた。
「♪〜」
フラフラ ドサッ
一同「⁉」
モブ1「え?あの子倒れた?」
モブ2「誰か救急車呼んで!」
エリス「リンタロウ!」
森「あぁ、其処を通してくれるかい?こう見えても医者でね」
モブ2「!頼んだ」
森「…疲労だね。とりあえず私の診療所に連れて行こう。中也君」
中也「はい、
中也(??のことをおんぶする)
太宰「あぁーもう中也、
太宰(お姫様抱っこをする)
中也「は?あぁ、そうかよ、もうお前がやれ」
?「うぅ…」
太宰「!すごい熱…森さん!急いで!」
森「急ぐよ!中也君」
中也「はい!」
森「異能力、使ってくれるかい?」
中也「分かりました。」
バタンッ
運転手「お待たせしました。」
エリス「拠点に急いで!」
運転手「ッ、分かりました。つかまっていてください。」
中也「…異能力―汚れつしまつた悲しみに―。重力操作」
フワッ
運転手「!?」
中也「急げ」
運転手「は、はい」
エリス「此の子の両親はシンパイしていないかしら?」
森「心配はしていないんじゃないかな?腕とかよく見たらわかるのだけどね…」
中也「?…!傷だらけ…」
?「う、ぁ、い、いやだ」
一同「!」
?「来ないで!」
中也「おい!落ち着け!」
太宰「落ち着いて、しっかり」
エリス「大丈夫、此処は安心できる場所よ(ナデナデ)おやすみ」
?「あ、安心?」
エリス「えぇ、そう」
?「よ、よか、った…スゥスゥ」
森「…(今一瞬…異能力持ちか)取り敢えず眠らせて治療しよう」
エリス「静かにしておきましょ?」
太宰&中也「はーい/わかりました」
森「取り敢えず其処のソファに寝かせておいてくれるかい?」
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作者名:月宮澪華 | 作成日時:2024年3月2日 18時