異能力ー本の管理人ー。【文スト】第二巻 (ページ5)

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第五十話　対談２ページ5

フィッツジェラルド「『金で購えぬ物がある』か貧乏人の決め台詞だな

だが社員が皆消えてしまっては会社は成り立たない(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)。

そうなってから意見を変えてももう遅いぞ」

社長「御忠告、心に留めよう。」

太宰「…一つ質問だ。…何故澪華ちゃんに拘る？確かに彼女はポートマフィアに育てられて、強いし、澪華嬢とか偶に云われてたけれど其の狙いじゃ無いだろう？」

フィッツジェラルド「教えると思うか？」

勿論兄さんも教えるとは思ってないだろう。

太宰「…」

その答えは沈黙だった。

社長「帰し給え」

フィッツジェラルド「また来る」

賢治「お送りします。」

フィッツジェラルド「明日の朝刊にメッセージを載せるよく見ておけ親友(オールド・スポート)

俺は欲しいものは必ず手に入れる」

そう云って彼は去っていった
去り際の言葉に何故か違和感を覚えた。明日の朝刊？あの大金を出してまで欲しいものを手に入れたいのに？

澪華「まずい…否、でも…」

敦「え？」

太宰「？まさか…」

澪華「どう思います？”兄さん”。」

あの性格の人が探偵社員一人だけの時になにか起こさないわけがない