第五十三話 ページ13
あれから数日・・・武装探偵社には束の間の平穏が・・・
谷崎「国木田さん!鏡花ちゃんの携帯から信号が・・・!」
その言葉で束の間の平穏は呆気なく崩れた。
それと共に、嗚呼遂にか。という気持ち。
鏡花ちゃんを助けなきゃと体が動いた。
澪華「行ってきます!」
国木田「あ、おい!焦るな!」
その言葉を耳に貸さず
澪華「異能力ー本の管理人ー。・・・鏡面の波」
瞬間移動した。
・
・
・
紅葉「小僧なき探偵社には・・・」
澪華「・・・お久しぶりです。姐さん。うちの先輩から手を引いてくれませんか?」
紅葉「おや?澪華じゃないかのぅ?元気かえ?」
澪華「えぇ、敦さn 敦「澪華ちゃん!?何でここに!?」簡単です。姐さんが髪飾りに付けていた
紅葉「流石に気づかれておったか・・・」
鏡花「わかった。・・・・・・戻ります。だから・・・」
紅葉「凡てそなたの為じゃ。鏡花。いずれわかるときがくる。」
澪華「・・・異能力ー本の管理人ー。・・・君死給勿。探偵社は諦めない。そうでしょ?敦さん。」
云った後に気がついた。漸く。
澪華「あ・・・」
紅葉「流石じゃ・・・・・・鏡花。まるで殺気を・・・・・・感じなんだ」
血が・・・
澪華「い、異能力ー本の・・・」
紅葉「悪いのぅ。澪華。・・・鴎外殿の指示でのぅ。そなたもつれて帰れとな」
苦しそうな顔をして、姐さんが
異能力ー金色夜叉ー。
といった。
澪華「い”っ」
本が・・・斬られた・・・これじゃ何も・・・出血が酷い。グラグラする。
鏡花「明るい世界を見た。知らなかった頃には、もう戻れない」
紅葉「・・・・・・それを使うな。鏡花。使えばそなたは」
鏡花「夜叉白雪 私の敵を倒して」
澪華「きょ、う、かちゃん」
けれど、その言葉は届かず。
三十五人殺しとポートマフィア幹部の戦いが始まった。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月宮澪華 | 作成日時:2024年3月2日 18時