異能力ー本の管理人ー。【文スト】第二巻 (ページ2)

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第四十八話　組合戦…開始! ページ2

敦｢同棲なんて聞いてませんよ!」

朝、武装探偵社に敦さんの声が響きわたった

太宰｢部屋が足りなくてねえ」

と、兄さんは答えたが絶対嘘だと思う。私、部屋ありますし。そのあと兄さんは敦さんに何かを云うと最後に

太宰｢大事な仕事だよ」

敦｢判りました!頑張ります！」

…お疲れ様。敦さん

国木田「おい太宰。早くマフィアに囚われた件の報告書を出せ」

嗚呼、そんなこともあったな・・・私は海外出張で居なかったけれど、龍・・・芥川さんが主導していた。確か敦さんの懸賞金の出資者は．．．

太宰「『組合(ギルド)』と呼ばれる北米異能者集団の団長だ」

澪華「なぜそんな御大層な組織が敦さんを？」

太宰「直接訊くしかないね。逢うのは難しいだろうけど巧く相手の裏をかけば――」

谷崎「た、大変です！」

谷崎さんの言葉とともに私たち、探偵社社員は一斉に窓から外の様子を見る
そこに見えたのは...

太宰「先手を取られたね」

澪華「近所迷惑ですね。」

谷崎「其処じゃないと思うンだけど・・・」

噂の北米異能者集団の団長様だった。