特別捜査班はバイオリンを愛す (ページ4)

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４　骨折の嘘吐きページ4

私とほこっちは警察本部に到着し、先ぱいとかっくんは事故現場へ。
マヨネーズとチキンフライの親子丼、略してマヨチキ親子丼をご馳走してくれるのはうれしいけど…
やっぱ嫌なもんは嫌だなあー…
まず、私らってここの本部からドブに落とされたクソ集団だから…
正直言ってあまり来たくない場所である
　「おじゃましまーす…」
歩いていた人の視線がこちらに集まる。
じつはほこっちは元々この本部の人気者で、いつもよくしてくれていたんだけど…
なんで特別捜査班に来ちゃったんだろう…？
　「あれ!鋒路さん!お久しぶりです!」
　「あ、お久しぶりです!今日はちょっとある事件の情報収集にきまして…」
　「あぁ、情報収集ね？じゃぁちょっと待っててね。殺人事件第一本部に連絡するから」
　「いつもすみません」
この人は受け付けのミネラルウォーターさん。ニックネームだけしか知らないんだ
でも、私も結構優しくさせてもらってるすごくいい人♪この人だけは大好き!
　「あ、第一事件の方ですか？話をお伺いたいという方がいらっしゃっているんですが…」
以外に顔も広いし優しい人だから本部の人はミネラルさんとよく話を持ちかけるらしい。
恋愛とか、家族事情とか。ミネラルさんはいろいろ経験してるから相談がうまいんです。
私もよく相談してたっけなあー…いろいろ…あったし
　「…はい、…はい。ありがとうございます。はい、失礼します」
　「で、どうでしたか？」
　「はい、またあいつらですか。と嫌味を見せていましたが、なかに入れとおっしゃっていました」
　「あ、そうですか!ありがとうございます。」
　「それじゃあ、頑張ってね。お二人とも」
　「「はい、がんばります!!」」

　ガチャ
　「失礼します。」
　「失礼しまーす…」
　「はぁ…哀澤はいいが…新南はなぁ…」
　「…((睨」
はっ。なんとでもいえハゲ
　「あの、情報って教えられる範囲でいいんで教えていただけませんか…？」
　「そうですね…教えてくれと言ってもどれについて教えてほしいのか…」
ああああー!!じれったい!!
　「遺体の解体ってしないんですか」
　「あ？遺体の解体だと？なぜだ」
まったく、これだから頑固もんは…
　ぴら
　「この糸…なんだかわかります…？」
　「糸…？そんなものあったか？」
　「…ほこっち。こいつらに聞いても無意味だ。別のとこで情報収集しよ」
　「え、ちょ。あ、ありがとうございました」ペコ
　バタン