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小瀧side
本当は山ほど
Aに言いたいことがあるわけやけど、
全員で問い詰めても絶対、別に大丈夫！って
強がって誤魔化されてまた曖昧になるのが目に見えてたから
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みんなで相談して
濱ちゃんに俺らの気持ちの分まで託すことに決まった。
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そんな話し合いを終えてスタジオに向かい、
俺らもプロだから、普通にいつも通り収録を終え
楽屋まで戻る長い廊下の途中。
濱ちゃんは淳太と1番前を歩いてて
その後ろに照史とシゲ、
またその後ろに神ちゃんとAが並んで帰ってた。
俺は一番後ろでみんなの背中を見てて。
流星はトイレ行ってもうた。
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A「...ねぇ、神ちゃん、？」
神山「...ん？」
こういうとき、Aって何故かすごく敏感で。
A「...みんな、なんかあった？」
収録のときから思ってたんやろか。
いつもふわふわしてるくせに周りの変化にはよく気づく。
みんなの後ろ姿を見て、心配そうに呟いた。
神山「え？なんかってなによ、笑」
A「...わかんないけど、」
神ちゃんも上手くかわしてたけど、
Aは確実に俺らが何か変わったことに気がついてた。
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それはAの中で
濱田「...A、」
このとき確信に変わったんやろう。
楽屋に戻って、ちょっとの空き時間の後、
それぞれの現場に別れるってときやった。
この後の仕事の台本を読んでるAの前に立ち、真剣な声で名前を呼んだ濱ちゃん。
濱田「...ちょっとええか、？」
最初はびっくりしてたけど、濱ちゃんの真剣さ、そして周りの俺らの空気から何かを感じ取ったA。
A「なに、急にどしたの？笑
ねえシゲ、濱ちゃんが変なんだけど」
無理やり明るく振舞って隣に座ってたシゲに助けを求めてた。
重岡「...A。」
A「..みんなどしたの？今日おかしくない、？」
濱田「ちょっと2人で話そ？」
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誰に助けを求めても、
この空気を救ってあげられる奴はおらず
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A「...やだ。」
珍しくわがままになって嫌々言い出してしまった。
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中間「A、？濱ちゃん話したいことあるんやって。」
まるで小さい子に接するみたいにAを説得する淳太。
A「っやだ、
...喉かわいた、自販機行ってくるっ」
最後までそう言って
無理やり楽屋を出ていったA。
でもその目は
珍しく揺らいでるように見えた。
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しんば(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(T^T) 頑張りますね (2018年2月20日 13時) (
レス) id: 6bf3658e07 (このIDを非表示/違反報告)
さき - とても楽しく読ませていただいています、！更新待ってます！ (2018年2月20日 1時) (レス) id: 0703f462b3 (このIDを非表示/違反報告)
しんば(プロフ) - コメントありがとうございます。とっても励みになります！更新頑張りたいとおもいます(*^^*) (2018年2月7日 13時) (レス) id: 6bf3658e07 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - はじめまして！この作品大好きなので更新待ってます！！！！！！！ (2018年2月7日 7時) (レス) id: 3f06c9748e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しんば | 作者ホームページ：http://shinba!!!!!!!
作成日時：2018年2月6日 23時
