藍白の恋《3》

藍白.3-3 ページ3

藍沢side


イライラ....

イライラ....

........

藤川「藍沢〜」

藍沢「なんだ」

藤川「いや、そんなに怒って、どうしたんだよ！」

藍沢「......べつに」

最近、恵は忙しいようだ。

なぜだって、

それは俺がイライラしてる理由。

チャラ男の担当医になったから。

今日も口説かれてやがる。

病人のくせに生意気だ。

寝てろ。

ていうかいつ退院する...

チャラ男「恵センセ！」

恵？

白石「め、恵って、わたし？」

チャラ男「そーっす！」

白石「どうしたの？」

チャラ男「今日も可愛いですね」

白石「...........はい寝ましょうね〜」

チャラ男「一緒に？」

白石「....はぁ.......あ、緋山先生！昨日私の家に飲みかけのジュース置いてったでしょ！」

緋山「えーそうだっけ」

チャラ男「いっけないー美帆子先生！」

緋山「あんたは寝てろって言われたでしょ」

チャラ男「冷たいな〜、もうげんきだっつーの！」

白石「心は元気でも体はまだ！はい、おやすみ」

チャラ男「チェッ...おやすみなさ〜い、なんていうわけねーだろ！」

白石「はぁ」

_______

藍沢「恵」

白石「えっ.....こ、あ、藍沢先生！？」

チャラ男「え、だれ！」

白石「誰って失礼ね！先生だよ」

藍沢「お前、寝てろって言われただろ恵に」

チャラ男「恵って呼んでんの？藍沢先生だけだよね？付き合ってんの？」

白石「ちょっ」

藍沢「あぁそうだ。ちょっかいかけるな」

チャラ男「なんだ〜、狙ってたのに〜」

藍沢「二度と口説くな」

白石「あ、藍沢先生！もういいから！」

ポンポン.....

白石「っえ？」

藍沢「お前も落とされんじゃないぞ」

白石「あ、当たり前じゃない！」

藍沢「ニコッ...」

白石「あ、笑った！可愛ね、藍沢先生！」

藍沢「.........お前のがかわいい」

白石「はっ....」

緋山「あのさ、目の前でいちゃいちゃしないで」

チャラ男「傷つきますよ〜」

白石「い、っちゃいちゃなん、って！もう！//」

藍沢「っ......//」

白石「あ、緋山先生そういえばっ」

緋山「わざと話題そらすのかよ〜」

白石「も、もぉっ.....！」

緋山「いいね〜、幸せそうでっ」

白石「っ！」

からかわれるのも、

悪くないかもな。

こいつ(恵)が可愛くなるから。((

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