藍白の恋《2》

藍白.2-16 ページ16

白石side



今日はお酒によった人が運ばれてきたんだけど...

やっかいだったな....

だから物凄く疲れた。

しかも、

すっごくお酒くさくて...

少し、気持ちが悪くなってしまった。

ふぅ....

あと少しだから....

がんばれ、

耐えるんだ、恵！

冴島「白石先生」

白石「冴島さん、どした？」

冴島「大丈夫ですか？」

白石「え？なにが？」

冴島「顔色が少し悪いです...」

白石「あー、ちょっとね...」

冴島「...？」

白石「お酒の匂いに気持ちが悪くなっちゃって」

冴島「少し休みますか？」

白石「ごめんっ、少し、座りたい...」

冴島「分かりました。藍沢先生には伝えておきます」

白石「ありがとう....」

やっぱり、みんなに迷惑かけてるな.....

あ、やばい...

頭痛くなってきた。

でも、今日は流石に帰るからこのまま寝ちゃいけないし...

5分くらいボーッとしてたら...

藍沢「白石っ」

白石「藍沢先生？」

息を切らして藍沢先生がやってきた。

藍沢「大丈夫なのか」

白石「ん......ちょっと、ね」

藍沢「無理するんじゃない。寝てろ」

白石「でも、今日はもう帰るしかないし...今寝ちゃうと...」

藍沢「はぁ...そんな状態で帰れるのか？」

白石「.......」

藍沢「め、ぐみ....今日はうちに来たらいい」

白石「っ、......えっ？........え、耕作っ、の家.......！？」

藍沢「あぁ、1人で恵を返すのが心配なんだ」

白石「え、で、でもっ」

藍沢「あー、別に、無理にとは言わない....」

白石「...」

藍沢「また倒れでもしたら、困ると思ってな......」

白石「でも、さ........ちょっと、ね、........なんていうか...........あ、ははっ.............//」

藍沢「別、に、変な事はしないぞっ..............//」

白石「じゃ、じゃぁ....お世話になろっかな」

藍沢「あぁ」

白石「...」

藍沢「まだ帰るまでに時間があるから。少し寝てろ」

白石「..........うん」


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