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. 登坂サイド ページ7

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登坂 「 五十嵐秘書、これからの予定キャンセルしてほしい 」









『 え?はい! 』









 
 
 
 


お母さんに兄貴の様子を聞いたらフランスに帰るって、




また逃げるのか。








 
 
 
 
 
 

 
 
 





 

 








実家に行って兄貴の部屋に行くと、フランスに行く準備をしていた。









登坂 「 結局逃げんのか 」









敬浩 「 なんだよ、そうだよ、俺が情けないだろ、なんであの時あんな自分勝手な判断をしたんだよ、俺を信じるべきだった、真実を隠さずに最後まで俺と戦えばよかっただろ!!記憶が無くなったふりして解決すると思ったのか知らねえけど、そのせいで俺は自分を哀れむはめになった!!! 」









登坂 「 ........ごめん 」









敬浩 「 なんて 」









登坂 「 あの時あれが最善だと思った、俺1人が犠牲になればみんな助かるって思った、でも母さんに罪悪感から後悔したって聞いてつらくてもあの時全員で克服したら良かったって....家族だから 」







敬浩 「 ...... 」








登坂 「 兄貴が言うみたいに俺は自分勝手だった、乗り越える機会を奪ってごめん 」







敬浩 「 ......お前は許せる?長年苦しめた俺を 」







登坂 「 つらくなかったって言えばウソになる、でも兄貴のせいじゃなく事件のショックのせいで苦痛の原因は別にあるから、許すも許さないもない....だから兄さんも難しいだろうけど苦悩から解放されてほしい、自分のために 」







敬浩 「 ...... 」



 
 
 
 

 






俺は部屋を出ようとする。









 
 




敬浩 「 ごめんな........あの時はお前になることで、生きられた......ごめん 」









俺はなにも返さず家を出た。









ごめん、その言葉が聞けて満足できたから。































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ØMI_KØKØ_JSB3(プロフ) - もう、更新はない感じですか?この作品好きなので、作者さんが良ければ更新して欲しいです! (2022年2月16日 22時) (レス) id: 1a3d2bf338 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:信玄餅 | 作成日時:2021年7月6日 1時

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