. 登坂サイド ページ5
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俺はあの事件の前兄貴に、
「 遊園地があるから一緒に行こう 」
そう言われた。
でもその場所は遊園地を作るために土地を買い占めてる途中で、遊園地なんてあるはずがなかった。
「 家に帰る 」
「 運転手をまいておいてビビった? 」
「 違う、それより水持ってない? 」
「 ない 」
「 なんだよ、のど渇いたのに 」
「 じゃあここで待ってろ飲み物買ってきてやる 」
「 一緒にいく 」
「 なんだよ、1人が怖いのか? 」
「 違うって言ってんだろ!早く行けよ 」
こうして俺は1人置いて行かれた。
待っても待っても兄貴は来なくて俺は探しに行った。
そしたらキャリーバックをもった女が俺に声をかけてきた。
「 足を怪我してるからこれを一緒に持ってくれない? 」
どこまでって聞くと、少し先にある私の家までって。
俺も家に帰らないとって断ると
「 困ったなあ、娘が1人で帰りを待ってるんだけど、娘は熱をだしてて... 」
それを聞いて断れずに運ぶのを手伝った。
事件が起こったのはこれが原因。
家に帰ってしばらくしたある日、
兄貴が俺の部屋にいて、俺の服を着てた。
「 おい、僕の部屋だぞ、それに俺の服、俺のものに触るな! 」
そしたら兄貴は、
「 俺の部屋だよ 」
「 でてけ!お前のせいで誘拐された!死ぬ思いをしたんだ!!!! 」
そう怒鳴って、物を投げつけた。
医者は罪の意識から記憶がすり変わったって...。
それから俺を見るたびに怒鳴って物を投げた。
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ØMI_KØKØ_JSB3(プロフ) - もう、更新はない感じですか?この作品好きなので、作者さんが良ければ更新して欲しいです! (2022年2月16日 22時) (レス) id: 1a3d2bf338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:信玄餅 | 作成日時:2021年7月6日 1時