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昼ご飯は副会長の接待が延期になったから2人で食べに来た。
『 聞きたいことがあるんです 』
登坂 「 ん? 」
『 えっと.......どうして敬浩さんには記憶違いがあるんですか? 』
登坂 「 .......... 」
『 あっ、今じゃなくてもいいんです!いつか話してくれたらそれで.....あとこの後一緒に行きたいところがあるんです! 』
登坂 「 一緒に? 」
ご飯を食べ終えて、私たちはショッピングセンターに向かった。
登坂 「 ここ登坂グループのライバル店だけど?市場調査? 」
『 ちがいます、欲しいものがあって買いたかったんです! 』
登坂 「 ふ〜ん 」
『 あ!ここ! 』
私は副会長の腕をひっぱってたくさんマグカップが並べられた棚の前に行く。
『 うわ〜かわいいっ、これとかどうですか?マグカッププレゼントします! 』
登坂 「 俺に? 」
『 欠けたマグカップのことは忘れて新しいのを使いましょ!ジンクスも吹き飛ぶように! 』
登坂 「 おお〜 」
『 じゃあこれにしましょ!私のも 』
青とピンクのマグカップを手に取った。
『 あ、すいません!これくださ〜い 』
「 はい!お包みしますね、同じシリーズで食器セットが出ましたよ?新婚さん向けです! 」
『 新婚向け? 』
登坂 「 ください 」
『 いや、大丈夫です、それだけで! 』
「 はい!ではお包みしてきますね〜 」
登坂 「 なんでだよ、新婚向けの食器はいるだろ! 」
『 無駄遣いです 』
登坂 「 必要ないって?今半同棲してるようなもんだろ?新婚に近いってことだろ? 」
『 声でかいです、人に聞かれますよ 』
登坂 「 新婚.....食器..... 」
『 買いませんよ 』
駄々をこねる副会長を置いて会計を済ましに行く。
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ØMI_KØKØ_JSB3(プロフ) - もう、更新はない感じですか?この作品好きなので、作者さんが良ければ更新して欲しいです! (2022年2月16日 22時) (レス) id: 1a3d2bf338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:信玄餅 | 作成日時:2021年7月6日 1時