秘書はいったい、なぜ？3

.　登坂サイド ページ10

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部屋から見える五十嵐秘書は、




パソコンをそこまで？っていうほど叩きつけて文字を打っていた。




　
かなり怒ってるな、困った。





ずっと考えてると頭が痛くなってくる。





　
　
　
　
　
　
　
　
　

　



登坂 「 あ.... 」








　
　

　
　





頭痛い作戦でいこう。





俺は五十嵐秘書のデスクの前まで行くと、



彼女は会釈をした、こっちを1度も見ずに。







　
　
　
　
















登坂 「 あ〜痛い、頭痛いな〜 」









『 先生、副会長が頭痛だと、明日10時に診察を.... 』







登坂 「 治った 」





『 治ったみたいです、では 』


















ダメだ。



めちゃくちゃ怒ってる。









　
　


次の作戦、ネクタイゆるゆる作戦。







ちょうど五十嵐秘書がくるタイミングでネクタイを緩める。


　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

『 福祉センター開館の挨拶原稿をご確認ください 』





登坂 「 あぁ 」



　

『 では 』

　

　
　
　
　
　
　





いつもなら緩んだネクタイを見たらすぐ直すくせに！！！









登坂 「 ネクタイが緩んでる気がするんだけど 」



　

　



『 ...... 』





　

　






シカトしやがった。





どうしたら許してくれる？
























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