秘書はいったい、なぜ？3 (ページ34)

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登坂「敬浩さん？ずいぶん仲良くなったんだな？？」

『はい、知り合いですから！』

登坂「は？」

　

『じゃあ行きましょう』

　

登坂「いや、いい」

『え？』

登坂「ラーメン作ってほしい、腹減った」

　

『はい？』

登坂「俺は登坂グループのリーダーだから社員と家族の命は俺の肩にかかってる」

　

『それがなんですか？』

登坂「そんな俺が空腹なんだぞ、だから非常事態」

『はぁ』

登坂「ラーメンを食べさせろ」

　

　
　

　

しかたなく近くのラーメン屋さんに入った。

　

　
　
　

　
　
　
　
　
　
　

登坂「これじゃない」

　

出されたラーメンにさっそく文句を言う。

　

『これが精いっぱいです、邪魔する理由はなんですか？』
　

登坂「邪魔？」

『先生と会ってるときに2回も現れましたよね？兄弟仲が悪いのは知ってますけど私も過去を..... 』

登坂「思い出すな」

『え？』

　

登坂「いつまで過去に縛られるつもりなんだよ、そんなに過去が大事か？」
　

『？』

登坂「未来の恋人が不愉快なのに」

　

『み、未来の恋人？』

登坂「そう、口に出すのは恥ずかしいけどそうだろ！お互いに好意はあるけど交際には至ってない関係」

　

『そんな！』

登坂「認めろこの事実を、なのに待ち人？過去の記憶？俺に失礼だろ」

　

『 ....この話は別の場所で』

登坂「お前が連れてきたんだろ」

『 ..... 』

　
　
　

　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　

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