秘書はいったい、なぜ？3

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リナ 「 10着よ 」






姫香 「 いいえ！1着です！ 」









給湯室でお茶を作っているとなにやら2人が揉めだした。

　








『 なんの話か知らないですけど、人の価値は服じゃ決まらないんですよ 』







リナ 「 確かに関係ないわね、五十嵐秘書は有能だもん 」






『 はい？ 』






リナ 「 その服、先週の水曜と金曜と同じ！ 」





『 ..... 』







　
　
　
　






“ 先週の水曜と金曜もその服だった、まるで制服だな ”






　
　
　
　





姫香 「 あ〜先々週の木曜も着てましたね 」






リナ 「 その前の週の火曜も.... 」






『 やめてもらえます？どうでもいい、というかよく見てますね、喋ってないで仕事に戻ったらどうですか？2人とも 』



　
　
　
　

　

　

　
　








作ったお茶を副会長にもっていく。

　






『 失礼します 』




　
　
　

　
　




登坂 「 ＵＫグループとの会食は？ 」






『 18時です 』





登坂 「 内密な話みたいだから同席しなくていい 」





『 はい、では失礼しま... 』






　
　
　
　

登坂 「 20時は？ 」





　
　

『 え？ 』


　




登坂 「 ワインでも飲むか.......話がある 」



　



『 ......お話ですか？ 』






登坂 「 あぁ 」






『 では、買収するホテルのラウンジを視察も兼ねて予約します 』






登坂 「 いや、店は予約してある 」






『 え？ご自分で予約を？ 』









　

　
　
　
　













ニコニコしてるし、







まさか告白.....？






まさかね......。









　
　
　
　
　



　



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