秘書はいったい、なぜ？

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登坂サイド





　

　
　
　






登坂 「 理由はなんだろ 」









岩田 「 あ〜、五十嵐秘書の件ね？ 」








登坂 「 これだけは分からない、めまいがしてくる 」








岩田 「 まじ？？糖分不足には紅参ゼリー、食べる？ 」








登坂 「 0.03％しか紅参を含まない砂糖の塊を食べろって？それより五十嵐秘書の理由を考えろ 」








岩田 「 ....本当にわからない？お前の下で9年もよく耐えたでしょ 」








完全にバカにしてるなコイツ







岩田 「 まって、俺なんて言った今.....9年！そう9年だ！ 」







登坂 「 9年？ 」







岩田 「 3・6・9に訪れる 」







登坂 「 何が 」







岩田 「 倦怠期だよ、知ってるでしょ〜前の奥さんと運命的に出会って一か月で結婚した 」







登坂 「 あ〜、10年目の結婚記念日に離婚届を出したんだっけ 」







岩田 「 今のは皮肉っしょ、俺らも最初はアツアツだったんだから、うう....はあ 」







登坂 「 まさか....泣いてる？ 」







岩田 「 泣いても？ 」




登坂 「 無理 」








岩田 「 まあ、振り返ると3・6・9で倦怠期が来た、まあとにかく話をして突破口をを探すことかな 」








登坂 「 突破口か、簡単だ 」









　
　






あなたサイド

　

　
　
　
　
　
　


in銀行



　
　






『 今日で完済ですよね 』








「 はい！ 』









「 あ、えっと名前のところ 」









見せてもらったところに五十嵐秘書と書かれてあった









『 あぁ、すいません、間違えました 』



　

　
　
　
　
　









prrrrrrｒ





　

　




『 はい副会長！今ですか？私も？ 』



　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　

　







まさか今呼び出しされるとはダッシュで会社にもどってます


　

　
　
　
　
　
　
　
　
　





『 はあはあ 』









会社の前に停めてあった車に副会長が乗るのを見て自分も乗る









『 ご実家にお一人で行かずになぜ私まで？ 』








登坂 「 突破口か..... 」








『 え？？ 』









そのまま黙りこむので私も黙る









　
　









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