. 登坂サイド ページ12
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岩田 「 あっははははは 」
登坂 「 その笑い声やめろ、気に障る 」
岩田 「 いや、笑いとまんない(笑) 」
登坂 「 なにがおもしろい 」
岩田 「 ....いや、べつにおもしろくないか 」
コイツは俺が少し怒っているのに気づいて黙る
登坂 「 にしても五十嵐秘書、長年いたっつうのにあっさりしてるな 」
岩田 「 仕事の関係だってお前が言ったんだろ 」
登坂 「 なんでやめるなんて 」
岩田 「 ん〜、五十嵐秘書は待遇には不満はないっぽいね、よく考えてみて、辞めるって言われた日何かあったとか 」
登坂 「 あの日はスペイン大使館のパーティーの日......アリサ? 」
そういえばあの日
「 広臣さん!!!! 」
アリサ、一応彼女
登坂 「 ....なんでここに? 」
アリサ 「 招待されたの!広臣さんも来るって聞いて、びっくりさせようと思って内緒にしてたの 」
この女は俺から横にいた五十嵐秘書に目を向けた。
アリサ 「 私が忙しいからこの子を? 」
少し嫌そうな顔をする。
アリサ 「 ねえ広臣さん、何か気付かない? 」
俺からしたらどうでもいいから、何が変わったか一切わからない。
すると五十嵐秘書は彼女の後ろにそっとならんで自分の首元を撫でる。
登坂 「 あぁ、ネックレス似合ってる 」
アリサ 「 広臣さんからのプレゼントだよ! 」
こんなのあげたっけ
アリサ 「 そして、今日はなんの日でしょう! 」
五十嵐秘書の方を見ても目をそらされる、わかってないらしい。
アリサ 「 も〜!私の誕生日でしょ?花束さえあれば私は満足なのに 」
それを聞いた五十嵐秘書は走って花屋まで行って花束を買ってきてくれた。
アリサ 「 わあ、広臣さんありがとう〜! 」
この時横にいた五十嵐秘書は
『 ズズッ 』
鼻をすすって、涙ぐんでいるように見えた。
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苗字呼び多いので、
苗字の設定を出来るようにしました!
ぜひ設定してください。
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chuuzakana3(プロフ) - これって韓国ドラマにありましたよね! (2021年5月19日 0時) (レス) id: 232b746178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:信玄餅 | 作成日時:2021年4月22日 17時