【名探偵コナン】いつも2番目のわたし【降谷零 / 安室透】

35 ページ37

.





？「やあ、君たちもここに来てたのかい？」


そう話しかける金髪の男の人。


歩「お兄さんとお姉さんと一緒に来たの！ほら！」


歩美ちゃん達がこちらを振り向くと同時に

その安室さんっていう人もこちらを向いた。









降谷さん…？




目が合った安室という人は

降谷さんにそっくり。



そっくりというか
本人じゃないかってぐらい
顔身長体格全てが同じ。




どういうこと…





元「姉ちゃん！おーい！
イケメンすぎて固まっちまったのか？」


光「Aさん？」


「あ、ごめんね。どうしたの？」


『どうも、初めまして。安室透です。』


そう言って降谷さんそっくりの安室さんは
にこりと笑いながら私の目を見る。



「あ、えっと初めまして…。」



私は動揺を隠すため、目をそらした。







コ「……安室さん買い出し？」




『そうなんだけど
小麦の場所がわからなくて。』


と困り顔で言う安室さん。




元「俺わかるから連れてってやるぞ。」




ついてきてください！と
いう子供たちの元へ安室さんが
行こうとすれ違った瞬間






降「………もっと上手くやれ。」






とても小さく早口で言われたこの言葉は

きっと私にしか聞こえない。





聞き馴染みのある声…



安室さんと呼ばれる人は

降谷さんに間違いない。



でもどうして………




考えていても分からない。


今はただ合わせるしかない。





目の前にいるのは

初対面の喫茶店員、安室さん。



そう言い聞かせて後を追いかけた。









コ「……………。」


沖「…君は本当に鋭いね。」


コ「まぁね。」






−−−−



次から安室さんとして話す時も

降「」と表示します。

Aさんからみると
安室さんも降谷さんなので

ややこしいと思いますが

よろしくお願いします。




.

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←作者より

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す