【名探偵コナン】いつも2番目のわたし【降谷零 / 安室透】

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平和なことに大きな事件もなく
仕事もそこまで忙しくない日々を送っていた。



忙しいと余計なこと考えなくていいのに
この前からぐるぐると同じこと
ばかり考えている。



「すみません、風見さん。
これ終わったんで少しコンビニ行ってきます。」



風「わかった。」



気分転換に買い物に行って
そのままお昼食べよう。



1階にあるコンビニへ向かうために
エレベーターに乗り込む。



いいのか悪いのかあれ以来
降谷さんに会っていない。


まぁとても忙しい人だから
私みたいに暇じゃないだろうし。





降「お、黒川！」


「あ、降谷さん…。」



こんなこと考えていたからかな。


エレベーターを降りると目の前に
私服姿の降谷さんがいた。




「すみません。いろいろ買ってもらっちゃって…」



降「そんなの気にするな。」



降谷さんがついでだからってコンビニで
お昼ご飯や飲み物など買ってくれた。



エレベーター乗ろうとしてたから
絶対ついでじゃないのに。




「今日は私服姿なんですね。」



降「あぁ、ちょっと仕事でな。」




潜入調査の帰りなのかな？

私服姿ってちょっと新鮮。


…かっこいいなぁ。





降「仕事大変だろう？」



「そうですね…。最近はそんなことないですけど
今年から立場が変わってすることも増えたので
付いてくので精一杯です。」




降「だよな。まぁ何かあったら言えよ。」




「はい。ありがとうございます。」




降「じゃ俺そろそろ行くから。
会えてよかったよ。またな。」



そう言ってエレベーターに向かった降谷さん。



今サラッと 会えてよかったって…




「ふ、降谷さん…。」




今絶対、茹でたこみたいに真っ赤だ。

降谷さんに見られなくてよかった。


私も会えてよかったです、なんて思っているから






私、降谷さんのこと好きなんだ。



今はっきりとわかった。




なんか、好きなんだって思うと
もっと恥ずかしくなる。



一人で照れて何してるんだろ…。




「と、とりあえずご飯食べるために戻らなきゃ。」



私は休憩室に向かった。




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