【名探偵コナン】いつも2番目のわたし【降谷零 / 安室透】

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「へ？」



予想もしてなかった質問に
間抜けな声が出た。



そう聞いて私を見る降谷さんは



肩が、触れるか触れないの距離にいて

整った顔が目の前にあって

綺麗な水色の目には私が映っていて…





この車こんなに狭かったけ…





あまりの真剣な表情に息を呑む。




ここで沖矢さんの言葉を思い出した。





"Aさんのこと好きなのではないでしょうか？"





自分でも顔が熱くなるのがわかる。


降谷さんがそんなこと絶対ありえない。



だけどその真剣な眼差しが
もしかしたらそうなのかもしれないと
錯覚させる。




あんなこと言われなかったら
意識なんてしなかったのに…




降「黒川…」


降谷さんの声が車中に響く。





「怖いというかまだ知らないことが多いので…
あまり…わからないです。」




さすがに怖くてもその本人に怖いです
なんて言えるほどメンタルは強くない。


今の私にはこれが精一杯だった。




降「そうか…」


そう言って少し微笑みながら




降「なら、これから
知ってもらえばいいな。」




って言うと何故か機嫌が
良くなった降谷さんは
買い出しするか！と言い出したので
一緒にコンビニに向かった。






これはとりあえず…誤魔化せたのか？




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