【七つの大罪】 ＊リク制短編集＊

エリザベスゾーン＊涙の味は。 ページ30

＊エリーと夢主ちゃんは親友設定です！
エリザベスという人の名前は一般的に「リズ」と言われます。なので夢主ちゃんは今までリズと呼んでいたのですが、メリオダスが悲しそうに？するのでエリー、またはエリザベスと呼んでいます。
あ、それからメリオダスとエリーが別室です
エリーちゃんの方が少し年上です＊


「ねえエリー」

「何？ A」


エリーの服の端をちょいと引っ張り、エリーを振り向かせる。

「今日は、一緒に寝させて」


私がそう言うとエリーはくすっと笑って、「ええ」と返事をした。


＊

寝室にて。



「……ありがとう」

私がそういえば「いえいえ」と笑ってくれるエリーが、私は大好き。


「それにしても、突然どうしたの？」

エリーが私に尋ねる。

「こんな風に言ってくれるなんて、とっても珍しいじゃない」


にこりと気品に満ちた笑い方は、この国の王女だということが雰囲気で伝わってる。

「……私」

ほんの少しだけ言うのを躊躇う。



「怖かった。エリー……が、傷だらけで……戻ってきた、時」


私の言葉に驚くエリーに、私は続けた。

＊2→←もしもの話〈悲恋〉

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