*ツンデレ※字数がギリギリな為改行少なめ ページ3
*メリオダス誰にでも笑顔なイメージしかないから…変だったらごめんなさい!(イメージで行く)*
「おわぁあっ!」
ずてんっっと豚の帽子亭全部に響き渡るような鈍い音がする。
____正真正銘、今のは私です。
「いててて……」
「だーから言ったろ?言ったそばから転ぶって……」
馬鹿か?と呆れた声の調子でいうのはメリオダス。
「じゃ、じゃあ、もう少し前の見える物を運ばせてくれれば良かったじゃない!」
「そんなん自分でどーにかなんだろ?」
そういってもメリオダスはその一言を残してそのまま淡々と自分の荷物を運んで行く。
するとエリザベス様が起きて来たみたいで、「きゃー!」という甲高い悲鳴と「おはようエリザベス!」という彼の明るい声がしてきた。
(エリザベス様大変だな……)
メリオダスは私以外には笑うし、よく話す。
____しかし私といる時(二人の時)には全くと言っていいほど笑わない……どころか、最近は「馬鹿か?」なんて言われ始める始末。(世にいうツンデレではなくツンツン)
最後に二人きりで笑ったのを見たのは……いつだっけ。
最後に彼から話をしてもらえたのも、もう何十年も前のこと。
「はぁ……」
散らばった荷物を持ち直そうとすると、「大丈夫かい?」と上からのんびりとした声がふってきた。
「……ああ、キング。おはよう」
声の主はキングだった。クッション(?)を抱きながらふわふわと浮いていた。
「『ああ』ってなんだい!?」なんてほんのちょっと赤くなりながら言うキングに笑みがこぼれた。
「____そっか。Aも大変だね。まさかそこまで団長がエスカレートしてたとは……」
「……はは」
場所は変わって私たちは街の見えるところにいる。
私は勢いで最近メリオダスが色々と心にくるようなことを言ってくるのだと愚痴を零してしまった。
はじめはそんなに酷くなかったのに、段々と酷くなってきている気がするの、とかなんとか……。
「Aも辛かったらいうんだよ?今はまだ、無視くらいだけど……あとあと大変な事になる前に、相談しておくれよ」
「ありがとう」
キングの優しさに涙が零れそうになる。
「さ、そろそろ帰らないと」
キングの声で私たちは豚の帽子亭に戻る事にした。
「おっ!おかえりーキング!……とA」
私はついでか、と言いたいがいつもの事なので気にしない。
「団長……」
そう言ってキングが怪し気な笑みをしていることに気づいたのは、団長、彼一人。
〈続く〉
9人がお気に入り
「短編集」関連の作品
魔法速報-魔法界の日常スレpart2【マッシュル】【掲示板風】【短編集】
【25時、ナイトコードで。】死にたい僕らにできること【短編集】
Symphony12【病系】【短編集】
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いっちゃん♪(プロフ) - リノさん» ごめんなさい!ずっとこれてなくて……。実テが終わり次第書かせていただきます!! (2018年5月21日 23時) (レス) id: 73d1b6644f (このIDを非表示/違反報告)
リノ - グロキシニアでツンデレお願いしますm(_ _)m (2018年3月23日 5時) (レス) id: 7f8317190d (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん♪(プロフ) - 2本のメンタルさん» 二回もコメントしていただけるなんて夢のようです…!こちらこそ、リクエストありがとうございました!(((o(*゚▽゚*)o)))あまりツンデレ要素なくてごめんなさい!汗 (2016年9月18日 13時) (レス) id: 73d1b6644f (このIDを非表示/違反報告)
2本のメンタル(プロフ) - コメント遅くなってしまいすみません!リクエストに応えて頂きありがとうございます(*´∀`)ツンデレは最強だと改めて思いました(( (2016年9月18日 7時) (レス) id: cf222c1596 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん♪(プロフ) - 2本のメンタルさん» ありがとうございます!!はい、了解です!リクエストありがとうございます! (2016年8月15日 22時) (レス) id: 73d1b6644f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みみず x他3人 | 作者ホームページ:http:/uranai.nosv.org/u.php/hp/itsumi421/
作成日時:2015年11月14日 23時