2章 3 -NAOKI KOBAYASHI- ページ11
アフリカに着いてから30分後。
とんでもない事が起こった。
S.S.C.が取引をすると聞きつけた何らかの組織が、取引先の出入り口で待ち構えている、という情報が入ったのだ。
A「直己様、今ここで入っていかれるのは危険です。
...少々、お待ちください。」
佐野さん...いや、Aさんと呼ぶ事にしよう。
こんな状況下で顔色一つ変えない女性なんて、初めて見た。
一体、今までにどんな修羅場を乗り越えてきたんだろう。
A「...直己様。相手側が裏口を用意したと連絡が入りました。しかし、組織の方が裏口を把握していないという確証はございませんので…
ご案内いたします。私から、離れないでください。」
数人のボディガードに囲まれて歩いて行く。
周りには、屈強な...筋骨隆々の男たち。
そんな彼らの先陣を切っているのは彼女だった。
裏口に到着して無事に社内にも入る事ができ、取引も順調に進んだ。
俺も、もう気を緩めていた。
そのうえ、その後の2日も一切問題を見せず滞りなく進んでいった。
それなのに、問題は起こってしまうもので。
俺が、プライベートジェットに乗り込もうとした時だった。
何かが、大きな音をたて始めた。
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なす(プロフ) - 林檎。さん» 長らくお待たせして申し訳ございません...。そう言ってくださる方がいると思うだけで大きな励みになります、ありがとうございます! (2016年11月12日 20時) (レス) id: 37707962b3 (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - もちさん» ありがとうございます!更新遅れて申し訳ありませんでした...。 (2016年11月12日 20時) (レス) id: 37707962b3 (このIDを非表示/違反報告)
林檎。(プロフ) - 更新お待ちしてました!これからもご自分のペースで頑張って下さい! (2016年11月8日 21時) (レス) id: 53916f0827 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 更新ありがとうございます!面白くて大好きです! (2016年11月8日 18時) (レス) id: f62c4bc716 (このIDを非表示/違反報告)
林檎。(プロフ) - 更新楽しみにしておりました!今後の展開期待です! (2016年7月31日 21時) (レス) id: 53916f0827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なす | 作成日時:2016年3月29日 13時