昴 ページ13
渋谷side
収録になった途端、俺らはさっきまでの出来事が嘘みたいに笑いながら歩く。
２人ともやっぱり、どんな事があってもプロ根性は本物や。そこだけはヨコにも見習わんといかん。
｢いやー、３人なんか久しぶりやなぁ！｣
ヨコが楽しそうに笑いながら前にずんずんと進んでいる。
どこに向かう気や？
｢ホンマにな！しかもこんなおっさん3人で、しかも男だけで何を楽しんだらえぇねん！？｣
ヒナも爆笑しながら、ヨコを見て言った。
お前、根性強すぎんねんて。
俺も必死に笑顔だけは崩さんように２人と歩く。
｢すばるは何処行きたい？｣
ヨコがいきなり俺に話を振った。
｢え…いやー、何処がえぇかなぁ？
昼間からロマンチックな所でも行くかー？｣
バラエティノリに即座に切り替える。
｢なんやまた女の子狙いかお前！｣
ヒナが笑いながら言った。
あっ、これ、マジで俺がロマンチックな所にでも行きたいとか思ってるやんアイツ。
やめろ…シリアスと言うか色々マズい時にそんな天然出すな、本気で笑ってしまいそうや！
｢なら、イッツアスモールワールド？に行くか？｣
ヨコが提案した。
案外、満更でもない感じだ。
｢よく、噛まずにカタカナ言えました。｣
そんなヨコにヒナがツッコむ。
まぁ、それは確かにオレも思うたわ。
アレ…なんか普通や。
いつものオレらやん…。
二人は本当に偽りの顔を今してるんか？
二人は本当に思ってもないことを言うとるんか？
……あぁ…分からんくなってきた。
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夢香(プロフ) - すごく続き気になります！お忙しいとは思いますが、更新頑張ってください！楽しみにしてます (2018年2月4日 1時) (
レス) id: dbf0f991b5 (このIDを非表示/違反報告)
雛らびゅ - うわぁぁ、ヨコ怖い笑でもそんなドロドロ話、楽しみにしてます(●´ω｀●) (2017年8月3日 0時) (レス) id: aa234cba68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき | 作成日時：2017年8月3日 0時
