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北「お待たせ!いや〜、すっきりした」
「北人さん俺より先に行ったのに遅いっすね」
北「歌ってたら時間過ぎてた 笑」
「だから陣さんに怒られるんすよ」
北「まあ陣さんだから笑 」
あはは〜なんて呑気に笑ってる北人さんは少しも反省してなくて、行くぞーと言い出し歩き出した。
「どこ行くんですか?」
北「んー、最近お気に入りの場所ー」
「プラネタリウムですか?」
北「まあ星も好きだけどねー。とは別で…、まあ着いてきなさい」
ルンルン気分で歩く北人さんにただ着いていくしかなくて、後ろを歩いていく。
事務所から少し離れた路地裏に入り少し歩くとポツンと明かりが灯るお店。
北「ここ!入ろう!」
こんにちは〜、と北人さんが扉を開けて言うとお店の方がこちらを向く。
「おお、いらっしゃい!」
『北人くんいらっしゃい!』
お店の店主らしき人とホールの女の子が少しびっくりした顔をしていた。
『こちらの席どうぞ』
北「ありがと、Aちゃん」
店主「ほくちゃんまた来たんだね〜笑」
北「ここお気に入りなんで笑」
『北人くんこちらの方は?』
北「同じメンバーの藤原樹!かっこいいでしょ?」
『かっこいいですね』
俺の顔を見るなりニコッと微笑む女の子。
…かわいい。
って何ときめいてんだ俺
『北人くんと…なんて呼んだらいいですか?』
北「樹でいいよ!確か同い年でしょ?」
『そうなんですか?!大人びてたから…』
北「そうゆうAちゃんも大人びてるよ」
『北人くんが子供っぽいだけですね、笑』
「ふっ、確かに。笑」
北「ちょ、樹もAちゃんも馬鹿にしてる!俺年上だからね?!」
ぷくっと頬っぺを膨らませて怒った顔をする北人さん、そうゆう所も子供っぽいんだけど。笑
『あの、樹くんって呼んでいいですか?私の事はAって呼んでください』
「…はい、」
『それじゃあ、樹くんと北人くんお飲み物をお伺いしても宜しいでしょうか?』
北「俺はコーラで!樹は?」
「じゃあ、烏龍茶で」
『畏まりました』
オーダーをして携帯を取り出すと、北人さんに呼ばれた。
北「Aちゃん、かわいいよな」
「そうっすね」
北「ちょっとときめいた?」
「…いや、別に」
北「顔に出てるよ」
ふふ、と笑う北人さんを見て反論しようとした時飲み物が運ばれてきた。
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作者名:とん☆ | 作成日時:2019年6月13日 19時